ロロ・ピアーナ展
2025-03-21 15:54:34

100周年を迎えたロロ・ピアーナ、中国上海で初の展覧会を開催

ロロ・ピアーナ、100周年記念展を上海で開催



イタリアの高級繊維ブランド、ロロ・ピアーナは創業100周年を迎え、その節目を祝うべく、中国・上海の浦東美術館にて初の展覧会『If You Know, You Know. Loro Piana’s Quest for Excellence』を開催します。この展覧会は、ロロ・ピアーナの長年にわたる中国との関係を尊重し、ブランドの歴史や伝統を深く掘り下げていくものです。中国の地でラグジュアリーメゾンの展覧会が開催されるのは初めての試みとなります。

この展覧会は、キュレーターであるジュディス・クラークによって構成されており、来場者とロロ・ピアーナの間に強い感情的なつながりを生み出すことを目指しています。特に『知る人ぞ知る、ロロ・ピアーナの卓越性への探求』というテーマは、ロロ・ピアーナが誇る独自のノウハウや6世代に渡る家族の遺産を称賛するものです。

展覧会の会場は、アーカイブ資料や現代アート作品、さらに特殊に制作されたドラマティックなシルエットが組み合わさった没入型の体験を提供します。著名なアーティストたちの作品を含む展示は、素材と技術の深い繋がりを探求するものです。さらに、会場内の研究室では、世界でも最高レベルの繊維に対するロロ・ピアーナの品質管理の厳格さを探求できます。展示空間は1,000平方メートルを超え、ロロ・ピアーナの理念や原点を反映した、多様な素材やテクスチャが並びます。

ロロ・ピアーナの卓越性を表現するために、中国の芸術監督グオ・ウェンジンや作曲家リウ・ハオらが参加し、イタリアと中国の伝統を融合させた体験型の部屋が設けられています。その中で、フィルムの音を基にしたサウンドスケープが展開され、観衆をさらなる深い体験へと誘います。

展覧会の一環として、中国の思想家であるチウ・ジージエの地図作品も展示され、中華文化の新たな視点を提供します。伝統と現代が交差するこの旅を通じて、ロロ・ピアーナの探求の過程が鮮やかに描かれます。

ロロ・ピアーナにとって、この展覧会は最高品質の原材料を求む冒険であり、ニュージーランドやアンデス、フランス、日本、中国から調達する繊維の素晴らしさを表現したミニチュア展示も行います。また、33の特別なアンサンブルが展示され、それぞれがロロ・ピアーナの哲学や技術と対話を繰り広げます。

この展覧会は、ロロ・ピアーナ100年の歴史を振り返り、ブランドの独自の世界観を体感できる貴重な機会となっています。来場者には、この洋服の背後にあるストーリーや、日本、日本、中国における生地の持つ文化的背景について深く理解を深めてもらえるでしょう。ロロ・ピアーナの美を見つける旅に出かけ、他では味わえない特別な体験をお楽しみ下さい。

ジュディス・クラークについて


ジュディス・クラークは国際的に名の知られたキュレーターで、ファッションをテーマにした展覧会で数々の成果を上げています。彼女が手がけた展覧会は、アートの世界における新たな視点を提供し、多くの人々に影響を与えてきました。彼女の専門知識と独自の感性が、今回のロロ・ピアーナの展覧会にも色濃く反映されています。

浦東美術館について


浦東美術館は、上海の新たな文化的ランドマークとして注目されており、国内外の芸術作品が展示されています。美術館は来場者にグローバルな展覧会を提供し、国際文化交換のプラットフォームとしての役割を果たしています。

このように、上海での初のロロ・ピアーナの展覧会は、伝統と革新、文化交流が融合した場所で、新たな発見と感動を提供することでしょう。


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