ピエール・ガスリーが語るジバンシイとの新たな絆
2025年2月17日、パリのパルファム ジバンシイ本社にて、大きな発表が行われました。F1界の若き才能、ピエール・ガスリー(Pierre Gasly)が、名門ブランド「ジバンシイ」の『ジェントルマン』シリーズの新たなグローバルアンバサダーに就任しました。この発表は、彼のキャリアに新たな章を加えるものとなるでしょう。
ガスリーは幼少期からレーシングカーに熱中し、カートからスタートしてシングルシーターへの道を進みました。フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ、GPSシリーズなどで輝かしい成果を上げたガスリーは、2017年にはF1デビューを果たしました。2019年のブラジルグランプリでは、最年少でフランス人ドライバーとして表彰台に立つという偉業を成し遂げ、2020年にはイタリアグランプリで初優勝を遂げるなど、その実力が世に証明されました。
ジバンシイの最高経営責任者ローマン・スピッツァー(Romain Spitzer)は、ガスリーの才能に満ちたアスリートとしての姿勢を称賛し、彼の加わりを心から喜んでいます。ピエール・ガスリーは、そのクールでエレガントな姿勢が、ジバンシイの『ジェントルマン』のイメージそのものを体現しているとされています。
新作フレグランス「ジェントルマン オーデパルファム ソサイエティ アンブレ」
2025年3月1日には、新しい香りが追加されます。「ジェントルマン オーデパルファム ソサイエティ アンブレ」は、50年にわたって続く『ジェントルマン』の系譜を受け継ぎ、現代の感性を取り入れた革新的なフレグランスです。
この新作は、ウッディ・フローラル・アンバーの香調で、トップノートにはクラリセージ、ジュニパーベリー、ナツメグが配され、ミドルノートにはベチバーカルテット、ナルキッソス、アイリスが融合しています。ラストノートにはペルーバルサム、タバコ、レザー、バニラが重なり、深みのある香りを形成します。これにより、特に新しい時代にふさわしい、女性的とも男性的とも言えない自由なエネルギーを表現しています。
新たなフレグランスは、ピエール・ガスリーの持つアスリートとしての意志と、ジバンシイのブランドへの敬意をもったエレガンスを見事に融合させています。ピエール自身も、この香りが持つ「大膽で、尊敬とコミットメント」を大切にし、新しい価値観を体現することについて語っています。
ジバンシイの歴史と共に歩んで
1975年に誕生した「ジェントルマン オーデトワレ」は、以降の至高のフレグランスに歴史を刻み、時代を超えたエレガンスの象徴となりました。しかし、時代は常に変化しており、2023年に新たに登場した『ジェントルマン オーデパルファム ソサイエティ』は、そのスタイルを刷新し、より寛容で多様性を受け入れる内容へと進化しています。この進化は、男らしさの固定観念を打破し、現代の男たちが持つべき価値観を根づかせるためのものだと言えるでしょう。
まとめ
ピエール・ガスリーがジバンシイへの新たな一歩を踏み出し、ブランドの魅力をさらに深めることでしょう。新作フレグランス「ジェントルマン オーデパルファム ソサイエティ アンブレ」が登場することで、従来のジェントルマン像が刷新され、現代の多様性や自由を象徴する香りとして、大きな注目を集めています。2025年3月1日の発売を心待ちにしつつ、今後の展開に期待が高まります。