和栗白露が銀座シックスに新店舗をオープン！能登栗の魅力を届ける

和栗白露がGINZA SIXに新たな拠点をオープン

2025年3月10日、金沢の栗菓子専門店「和栗白露」が、東京・銀座シックスに新店舗を開店します。この和栗専門店は、能登半島で採れた栗の魅力を最大限に引き出し、多くの人々に愛されてきました。今回は、その特別な魅力と歴史をお伝えします。

能登栗にかける情熱

和栗白露は、2020年に金沢市東山でオープンした店舗から始まりました。創業から今日まで、能登栗の甘さや風味を多くの方に知ってもらうべく努力してきました。能登半島は、その寒暖差の大きい独特の地形と、ミネラル豊富な土壌に恵まれており、そこから育まれる栗は、他にはない美味しさがあります。

震災を乗り越える

しかし、2024年初頭、能登半島地震と豪雨が栗農園に大きな打撃を与えました。創業者の坂本さんは、栗農家と共に歩んできた道のりを振り返りながら、「能登栗の文化を絶やしてはいけない」と強い思いを持ち、被災した農園を引き継ぐ決意をしました。

坂本さんは、農業の初心者でしたが、全ての工程に関わりながら、能登の自然環境を覚えていきます。今では、自らの手で栽培した能登栗を用いた商品を通じて、その確かな味を提供できることに大きな喜びを感じています。

商品のこだわり

銀座シックスで提供される和栗の名品は、厳選された能登栗を使用した「モンブラン」です。女王と称される美玖里を使ったこのスイーツは、国産マスカルポーネのスポンジクランブルや、厳選された生クリームを重ねることで、力強い栗の味わいを実現しています。

「和栗白露」の魅力は、無添加にこだわった素朴な美味しさです。自然な風味を最大限に引き出すために、人工的な香料や添加物は一切使用せず、素材そのものの良さを楽しむことができます。

地域への貢献

和栗白露の目指すところは、和栗文化を進化させ、地域全体を活性化させることです。栗農家の支援や、後継者不足の解消に向けた取り組みを行いながら、地元の農業や食文化を未来へ繋いでいくことを使命としています。また、いちじくやころ柿など、他の農作物の支援にも積極的に関与し、農業の多様性を育てる努力が続いています。