新感覚の器登場
2025-02-14 11:06:46

3Dプリンタでカスタマイズ可能な器『Corcelain』が登場!新たなデザインを募集!

佐賀県嬉野市の吉田地域に、400年の伝統を誇る肥前吉田焼が、未来へ向けた革新的な挑戦を始めました。2025年2月14日、発明家の高橋鴻介と224 Porcelainが共同開発した、3Dプリンタでカスタマイズ可能なネジ穴付き器『Corcelain(コーセリン)』が予約販売をスタートしました。この新しい器は、まさに“共創のための磁器”として、従来の静的な器の概念を覆し、使い手自身の想像力を活かした様々な拡張が可能です。

『Corcelain』は、器の底に取り付けられたネジ穴を利用して、拡張パーツを自由にデザインし、取り付けることができます。これにより、カップや植木鉢、おもちゃなど、アイデア次第で多彩な用途が広がります。この発想は、日本特有の「器」という言葉が持つ空間を受け入れるという意味にも通じ、自分自身の用法を発見する楽しさを提供します。

また、同日より世界的なクリエイターたちの集まりであるMakerWorldとのコラボレーションによるデザインコンペティションも始まります。このコンペでは、デザイナーやメイカー、3Dプリンター愛好家から新たなアイデアを募集し、Corcelainの可能性をさらに探ることを目指しています。

『Corcelain』の魅力は、ただの食器や存法に留まらず、未知のクリエイティブな冒険へと私たちを誘います。肥前吉田焼の伝承されてきた技術を背景に、デジタル技術との融合による新しさがあります。このプロダクトを通し、伝統工芸とデジタルデザインの接点が生まれることが期待されています。

229 Porcelainとの出会いは、400年以上の歴史を持つ肥前吉田焼に新たな可能性を添え、ネジ穴付きという革新的なアイデアを実現させました。224 Porcelainは、CNCや3Dプリンターなど最新のデジタル加工技術を駆使し、大胆で新しいものづくりに挑戦しています。特にこの『Corcelain』では、その職人の技とデジタルの融合が見事に表現されています。

『Corcelain』の予約価格は3,200円(税込み)で、オンラインストアで購入可能です。予約販売期間中は10%オフのセールが行われており、今後の発売に先駆けてお得に手に入れるチャンスです。予約注文は2025年2月14日から開始し、3月中旬から順次発送されます。

また、同プロジェクトでは、肥前吉田焼の未来を見据えた様々な取組も行われています。若手クリエイターとのコラボレーションを通じて、新しいスタイルの肥前吉田焼を提案し、繁栄していくことを目指しています。特に、肥前吉田焼の産地では技術の継承が危ぶまれている中、こうした若手の育成が喫緊のテーマとなっています。

さらに、肥前吉田焼産地再生チャレンジ推進協議会は、工芸に新たな風を吹かせるために2023年度から『よしださんち。』というプロジェクトをスタートさせています。この取り組みは、肥前吉田焼の技術と文化を次の世代に受け継ぐための大切な活動です。

初展示は、オランダ・ロッテルダムでの「OBJECT Rotterdam」という展示会で行われます。今回のプロジェクトを通じて、伝統工芸とデジタル工芸との新しい形が生まれることが期待されており、参加者の自由な発想や創造力が光る機会になりそうです。これからも『Corcelain』と肥前吉田焼の新たな展開にご期待ください。


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