音楽セミナーの魅力
2026-06-23 11:43:38

インド市場進出の第一歩!音楽業界セミナーの概要と見所を解説

音楽業界セミナーが示すインド市場進出の道筋



2026年6月11日、東京で行われた音楽業界のプロ向け公開セミナー「CEIPA x TOYOTA GROUP “MUSIC WAY PROJECT” Professional Seminar Flagship Series 1st Edition(インド編)」は、日本の音楽業界に新たな風を吹き込みました。このイベントは、一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)とTOYOTA GROUPの共同で、インド市場に特化した内容で開催されました。

セミナーの背景と意義


このセミナーは、音楽業界が日本から海外へと発展するための一助として、特にインドという市場に焦点を当てています。インドは、平均年齢が約28歳という若い層が多数を占める国であり、音楽に対する需要が非常に高まっています。この背景を踏まえ、業界の識者たちが一堂に会し、情報交換を行う貴重な機会となりました。

識者たちの見解


JETROの川崎宏希氏


最初のセッションでは、JETROの川崎宏希氏が登壇しました。彼はインド市場を「圧倒的な若さを誇る収益性の高い市場」と定義し、今後は現地企業との共創が必須であると強調しました。その中で、安価な通信環境や日本のアニメへの人気が、日本の音楽がインドで愛される土壌を整えていると解説しました。

JETROのジェニカ・カルラ氏


続いて登壇したジェニカ・カルラ氏は、モバイルファーストの浸透や文化の影響を強調し、特に日本の音楽に対するインドの受け入れ姿勢が変わってきていることを伝えました。彼女は日本アーティストがどのように文化に溶け込む必要があるかに焦点を当てました。

YouTube Indiaのラムプラサード・スンダー氏


さらに、YouTube Indiaのラムプラサード・スンダー氏は、インドでは伝統文化と現代的な消費スタイルが混在していることを説明しました。彼は日本のアーティストが成功するためには、現地文化との共鳴が必要であり、藤井風の事例を引き合いに出しました。

Universal Music Indiaのドリスティ・バティジャ氏


最後に、Universal Music Indiaのドリスティ・バティジャ氏が、文化への自然な参加と信頼の構築が成功に欠かせないと述べ、ローカライズの重要性を訴えました。これは、アーティストがいかに現地市場に寄り添うかの指標とも言えるでしょう。

パネルディスカッションの内容


第2部では、パネルディスカッションが行われました。モデレーターには日本コロムビアの大木貴之氏が務め、スンダー氏とバティジャ氏が「少数の熱狂的なファン」を育てる方法について議論しました。最初から大きな成功を狙わず、小規模なコラボレーションを通じて信頼を築いていくことが大事だと強調されました。

さらに、特定プラットフォームに依存しない柔軟な運用や、急成長する地方都市への適応、宗教や政治への配慮も必要であるという意見が出ました。これらは、インドという国の多様性と複雑性を理解するための重要な指標です。

終わりに


最後に、登壇者たちは、日本の音楽がインド市場に進出するための鍵として「普遍的な物語の組み込み」と「インド人クリエイターとの協力」を挙げました。「インドは膨大なクリエイターとエネルギーあふれるファンが共存する場である」とし、日本のアーティストに現地へ足を運ぶことの重要性を再確認しました。

このセミナーは、音楽業界の新たな可能性を切り開く第一歩となるかもしれません。参加者はこの貴重な情報をもとに、インド市場への進出を考えるきっかけになることでしょう。


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