ファーバーカステルの新色「ギロシェ ローズブラッシュ」
世界最古の筆記具メーカーとして知られるファーバーカステルが、1761年から受け継がれる技術と伝統を駆使した新たな筆記具「ギロシェ ローズブラッシュ」を発表しました。これは特別な「ファーバーカステル伯爵コレクション」の一端として登場し、女性向けに特化したデザインが魅力です。
ギロシェシリーズの特徴
この「ギロシェ」は、ヨーロッパの伝統的な装飾技術であるギロシェ加工が施されており、波縞模様が優雅に魅力を引き立てています。ブランドの象徴であるトランペットシェイプの天冠トップや、スプリング式の蝶番クリップがデザインの特徴で、細身の軸は女性の手にもフィットしやすいように工夫されています。様々なカラーバリエーションが揃っている中で、新たに仲間入りした「ローズ」は、優しい色合いが特に女性心をつかむことでしょう。
デザインと高級感の融合
新たに登場した「ギロシェ ローズ」では、優しいローズカラーの胴軸が磨き上げられ、溝の部分に微妙なローズカラーの残り具合が独特な美しさを醸し出しています。メタルパーツにはローズゴールドのコーティングが施され、エレガントでありながらも高級感を兼ね備えた仕上がりに。さらに、万年筆のペン先には18金を使用し、滑らかさと心地よい書き味が体験できることも大きな魅力です。
価格と取り扱い店舗
「ギロシェ ローズ」の価格は、万年筆が¥104,500、ローラーボールペンが¥60,500、ボールペンが¥55,000となっています。これらのアイテムは全国の百貨店や筆記具専門店で、2025年2月27日より一般発売される予定です。
ファーバーカステルの歴史
ファーバーカステルは、1761年に黒鉛から鉛筆の芯を作ったカスパー・ファーバーによって設立された、長い歴史を持つ筆記具メーカーです。1851年に初めて六角形の鉛筆を発売し、その形状と仕様は今や世界的な基準となりました。2025年には創立264周年を迎え、環境に配慮した試みとして、自社管理の植林地を持つなど確かな取り組みを行っています。
エレガンスと機能性を兼ね備えた伯爵コレクション
「ファーバーカステル伯爵コレクション」は、1993年に創立され、最高峰の筆記具ブランドとして知られています。現在の責任者であるチャールズ・フォン・ファーバーカステル伯爵は、シンプルでありながらもラグジュアリー感あふれる製品を生み出しています。
この新色「ギロシェ ローズブラッシュ」は、書くことに喜びを与えるだけでなく、持つこと自体が誇りとなるような一品です。女性の手にしっくりと馴染むデザインと、プロフェッショナルな書き味を兼ね備えたこの製品は、ぜひ手に入れたいアイテムとして注目されています。ファーバーカステルの新たな挑戦をぜひ体感してみてください。