フェンディの新本社
2025-02-07 18:03:02

フェンディ、ミラノの新本社がグランドオープン!洗練の空間を体験

フェンディが贈る、洗練されたミラノの新本社



イタリアのラグジュアリーブランド、フェンディ(FENDI)がミラノに新たな本社をオープンしました。場所はファッションの中心地、ソラーリ通り。新しい本社はリニューアルの作業を経て、さらなる進化を遂げています。グランドオープンのこの場所では、フェンディのメゾンとしての美学を具現化した、洗練されたデザインに身を包み、広がる空間を存分に楽しむことができます。

新しい本社には、常設オフィス、ショールーム、ファッションショー用スペースが完備されており、これからのビジョンを具現化する場として期待されています。特に注目なのは、2025年2月26日に予定されている「フェンディ 2025-26年秋冬コレクション」のファッションショー。ここで初めて使用される新たなキャットウォークエリアは、1,650平方メートルと広大で、以前の2倍の広さを誇ります。

圧倒的な広さと魅力的なデザイン



新本社の総面積は、およそ5,915平方メートルに及び、その中にはバックステージ、アトリエ、ショースペース、常設オフィスなどが配置されています。建物の外観は、洗練された赤レンガのファサードが特徴で、インダストリアルな雰囲気とモダンな美しさを融合させたデザインです。内部には、遊歩道でつながるショーエリアがあり、各エリアが独立して稼働できる設計がなされており、エネルギー効率も最大化されています。

特に注目を集めるのは、コンクリートや透明素材を使用した軽やかなデザイン。むき出しの金属構造や遮光可能な天窓が、空間に開放感をもたらし、まるでファッションの舞台裏を生で見ているかのような感覚を味わえます。

自然と調和した空間



エントランスには、柔らかな色調のウェルカムエリアが用意され、客人を優雅に迎え入れます。フェンディの象徴的な「フェンディ カーサ」ソファが空間を彩り、温かな雰囲気を演出。壁や天井に設置されたポリカーボネート製のランタンは、調光可能で、訪れる人々に心地よい空間を提供します。

さらに、常設ショールームやアトリエでは職人たちが自然光の中で作業できるように配慮されており、太陽光を最大限に取り入れる設計がなされています。開放感あふれる食堂には、緑豊かな上階のテラスがあり、リラックスできる空間が広がっています。

アートの融合



フェンディは、アルナルド・ポモドーロ財団とのパートナーシップを通じて、エントランスホールには同財団の代表作「迷宮への入り口」を展示することに。また、歴史的な衣装である「Costume di Didone」や「Costume di Creonte」とともに、ファッションとアートの交差する場所ともなっています。これらの作品は、イタリア文明宮での展示会でも紹介され、多くの人々の注目を集めました。

未来に向けて



フェンディのミラノ本社は、歴史的な工業施設の跡地に造られています。この場所はもともと発電用タービンが製造されていた工房で、間違いなくイタリア技術の歴史が刻まれています。この新しい空間で、フェンディは既存の枠を越え、さらなる冒険へと向かっていくことでしょう。新しい本社は、ブランドの未来を見据えた新たなスタート地点となること間違いありません。


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