新たな歴史の幕開け！尾上菊五郎襲名展が銀座三越で開催

新たな歴史が刻まれる「尾上菊五郎襲名展」

この度、伝統的な歌舞伎の名門「音羽屋」に新たな歴史が刻まれることとなります。「八代目尾上菊五郎・六代目尾上菊之助襲名展」が、銀座三越にて5月29日から6月30日まで開催されることが決定しました。この特別な展覧会では、父子二人の功績や、普段は見ることができない貴重な衣裳や小道具が展示され、彼らの足跡をたどることができます。

「音羽屋」の芸が今に続く

「音羽屋」は、初代が享保15年（1730年）に名乗って以来、七代にわたって受け継がれてきた名家です。この家からは、数多くの名優が誕生し、それぞれ異なる時代において歌舞伎界を牽引してきました。特に、五代目は黙阿弥作品を数多くヒットさせ、その名を轟かせました。また、六代目は明治から戦後にかけての歌舞伎界の柱であり、七代目は多彩な芸で観客を魅了し続けています。今回、八代目菊五郎と六代目菊之助がその名跡を新たに受け継ぐ姿は、まさに歴史の継承を体現するものです。

豪華絢爛な衣裳に触れる機会

本展では、令和を代表する歌舞伎俳優である八代目菊五郎と六代目菊之助のこれまでの活躍を写真とともに振り返ることができます。さらに、舞台を彩る華やかな衣裳や小道具、そして舞台にまつわる品々も展示され、来場者の目を楽しませることでしょう。特に、歌舞伎の衣裳や小道具は非常に豪華で、普段は見ることができないため、貴重な機会となります。

新作歌舞伎『ファイナルファンタジーⅩ』と特別展示

また、歌舞伎界の新作として2023年に上演された『ファイナルファンタジーⅩ』では、五代目尾上菊之助（八代目菊五郎）が主演・企画・演出を担当し、話題となりました。この展覧会では、舞台小道具の剣のレプリカも初公開される予定です。

さらに、歌舞伎俳優初の等身大アクリルスタンドも展示され、記念撮影が楽しめるコーナーも設けられています。これはファンにとって見逃せない機会です。

展覧会の詳細

この「八代目菊五郎・六代目菊之助襲名展」は、入場無料で楽しめるため、誰でも気軽に訪れることができます。会場は銀座三越の新館9階銀座テラステラスルームで、会期は5月29日から6月30日まで。最終日は午後6時までとなっています。

この機会に、歌舞伎の深い世界に触れ、歴史を感じることができる展覧会をぜひお見逃しなく！詳細は特設サイトでご覧ください。最後に、来場の際は展示物に触れないようにお願い申し上げます。これにより、皆さまが安心して楽しめる環境が保たれます。また、鉛筆以外の筆記用具の使用はご遠慮ください。

このように、歌舞伎の伝統と新たな挑戦を感じることができる素晴らしい展覧会になることでしょう。ぜひご家族やお友達と一緒にお出かけください！