大友千秋氏が語る「西部警察 PART-Ⅲ」の魅力とカーアクションの裏側

伝説のカースタントマン！大友千秋氏が語る「西部警察」の魅力

日本のドラマ史において人気を誇る「西部警察」。その中で繰り広げられる迫力満点のカーアクションは、多くの視聴者を魅了してきました。その裏には“伝説のカースタントマン”として知られる大友千秋氏の存在があります。彼の技術と巧みな演出によって、この捕り物劇はより一層の迫力を増していました。今回は、そうした彼の思い出や撮影秘話について迫ります。

大友千秋氏の経歴

1947年、東京に生まれた大友氏は、27歳の時に単身アメリカに渡り、本場のカースタント技術を学びました。1978年の映画「マッハ'78」でスタントドライバーとしてデビュー。その後、1979年には映画「太陽を盗んだ男」に参加し、印象的なカージャンプを披露します。そのキャリアの中で、「西部警察」をはじめとする石原プロ制作の多くの作品でカースタントを担当し、日本のカースタント界において不動の地位を確立しました。ロールオーバー技術では3000回以上の世界記録も持つ彼の才能は、他の追随を許しません。

「西部警察 PART-Ⅲ」の放送と特番

「西部警察 PART-Ⅲ」の放送が間もなく開始されることを記念し、特別番組が3月29日から放送されます。大友千秋氏は、番組内で「西部警察」に登場した数々のカーアクションシーンを振り返り、撮影当時の裏話を披露します。彼の語る“伝説のカーアクション”の数々は、ファンにとって見逃せない内容となることでしょう。また、特番には大門圭介が本作品で愛用した「スーパーZ」という名車も登場し、その詳細についても語られるそうです。

カーアクションの魅力

カーアクションは、単に目を惹くだけでなく、ストーリーやキャラクターの感情を強調する重要な要素でもあります。大友氏が手がけた演出には、緊迫感やサスペンスを演出するための工夫がたくさん詰まっています。特に「西部警察」では、ドラマの進行に合わせて迫る警察車両の動きや、敵の車両との激しい追跡劇が観客を引き込む要因となりました。一つのシーンが完成するまでの努力と情熱を知ることで、これまで以上に作品への理解が深まることでしょう。

今後の放送予定

「西部警察 PART-Ⅲ」は4月5日(土)から毎週放送されるほか、過去の作品も含めた特集が用意されています。また、3月30日には第1話から第12話までを一挙放送する予定で、視聴者にとっては嬉しいラインナップが並びます。さらに、大都会-闘いの日々-や、生命燃ゆ妻よ娘よ、我が人生に悔いなしといった作品の放送も控えており、石原プロモーションの魅力を存分に感じることができる機会となっています。