鉄道と歴史が交差する秋の奈良旅
毎週火曜に放送中の『友近・礼二の妄想トレイン』は、旅好きの視聴者に向けて、さまざまな鉄道の魅力を伝える番組です。9月16日の放送では、秋の味覚と紅葉を楽しむため、奈良を訪れる計画が紹介されます。今回は、近鉄の元広報マンである福原稔浩さんがナビゲートしてくれることに。彼は、多くの鉄道ファンにとって憧れの存在で、車掌や運転士としての経験も持つ実力者です。
友近も興味津々、観光特急「あをによし」
旅のスタートは、近鉄難波駅から。友近は「早くロケに行ってほしい」と関西の友人からリクエストされていたという、2022年4月にデビューした観光特急「あをによし」に乗ります。この車両は、パープルの優雅なカラーリングと和の要素を織り交ぜた内装が特徴で、友近も「高貴な色だ」とその美しさに感嘆します。その様子に礼二は、「時刻表を確認して見に行った」と明かし、ふたりの旅の始まりに期待が高まります。
列車はだんだん生駒山へ向かいながら、色とりどりの大阪の景色を楽しみます。礼二は、「天気が好ければ淡路島まで見える」と言って、旅行の楽しさを語ります。しかし、福原さんの解説もあって、礼二と妻の仲についてのちょっとしたエピソードも明かされ、友近が驚きを隠せない場面も。彼の「恥ずかしいエピソード」と頭をかく仕草に、視聴者も思わず笑ってしまうことでしょう。
歴史的名跡と絶景を堪能
旅の途中には、草原に静かに佇む平城宮跡など、歴史的名跡にも立ち寄ります。意外な事実も福原さんから教わりながら、その美しさに触れていく旅路です。また、天理駅では親里大路のイチョウ並木が黄金色に染まる姿が見られ、訪れる人々を魅了します。福原さんが統括責任者を務める「なら歴史芸術文化村」では、貴重な歴史的土器や埴輪の修復の様子も観覧でき、視聴者にとっても興味深い体験となりそうです。
スタジオでのトークも見どころで、定番の秋ソングについて語るふたりは、和気あいあいとした様子。ですが、その裏では礼二が友近の現在について気にかける一面も見せ、親しみやすさが溢れています。
秋の絶景、吉野山へ
彼らは、全国屈指の桜の名所でもある吉野山にも立ち寄ります。世界遺産として知られるこの地は、秋には美しい紅葉が広がり、その景色には思わず息を呑むことでしょう。色鮮やかな風景にふたりそろって「うわあ…」と声を揃え、深い感動に浸ります。彼らのリアルな旅の模様を、ぜひお楽しみに!