薬局で体験する森の恩恵！新しいセルフケア商品が登場

2025年7月、新たなセルフケア商品「HERBAL SELF CARE」シリーズが発売されます。このシリーズは、株式会社ヤソとコスモファーマの共同開発によって生まれました。今回は、薬局での香り体験を通じて、心と体を温める新しい習慣を提案するものです。

セルフケア商品の開発背景

「薬局での香り体験」を提案するこのプロジェクトは、“薬だけではない薬局のあり方”を探るコスモファーマの理念と、地域の自然資源を活用した価値創出を目指すヤソの思いが重なり合ったからこそ実現しました。日々のストレスや不調を薬以外でケアできる可能性についての問いかけがきっかけとなり、ヤソの提供する自然素材の力が「香り」を通じて展開されることとなったのです。

このプロジェクトが進む中、重要視されたのは単に香りの商品を販売することではなく、薬局に新たな体験を提供すること。約半年間の開発・テストを経て、満を持して誕生したのが「HERBAL SELF CARE」シリーズなのです。

商品ラインナップ

「HERBAL SELF CARE」シリーズの特徴は、八ヶ岳で自社蒸留した赤松を基にした特別な香りのブレンドです。主に以下の2つのブレンドがラインナップされています。

- 樹木ブレンド（アカマツ・ヒバ・ヒノキ）

リフレッシュに最適で、まるで森林浴をしているかのような清々しさを心に届けます。

- 野花ブレンド（赤松・ヒソップ・マジョラム）

やさしい香りがリラックスを促し、緊張を和らげる手助けをします。

このシリーズには、持ち運びしやすいアロマスプレーやピローミスト、インセンス（お香）など多彩なアイテムが揃っています。香りを楽しむことにより、ちょっとした休憩の時間やリラックスタイムを特別なものにしてくれます。

- エッセンシャルオイル（5ml）：各2,200円
- エニウェアアロマ（30ml）：各1,540円
- ピローミスト（50ml）：各1,815円
- ボディオイル（50ml）：各2,860円
- インセンス（20本）：各1,430円

店舗での体験型展開

新商品は、単に販売されるのではなく、香りを手に取るきっかけを作るための什器と一緒に展開されています。例えば、「お悩みカード」をめくることで、その悩みに寄り添う香りが提案される仕組みのセルフチェック什器を用意し、誰でも気軽に香りに触れられるように工夫されています。

また、薬剤師やスタッフが香りを提案しやすいように、マニュアルやコメント例も整えております。日々の健康相談に加え、「今日の1本」をスムーズに勧めることができるように配慮されています。

新しい未来の薬局を目指して

このプロジェクトが示すのは、新たなアロマ商品の販売にとどまりません。「薬局」を生活者の健康の拠点として再定義し、薬だけでなく未病や予防に繋がるセルフケアアイテムを提案し、地域の資源を活かした独自性のある商品を作り出すことにあります。

さらに、薬剤師やスタッフによる新しい接客スタイルの確立も目指されています。この取り組みは、今後さまざまな業種や地域と連携しながら発展していくことでしょう。

今後の展開について

本商品は現在、数店舗やオンラインでのテスト展開中です。販売実績やお客様の声に基づいて、他店舗への段階拡大やラインナップの強化、さらには季節限定品やセット商品の開発も検討されています。

これらの取り組みを通じて、ヤソとしても「香り×健康×地域資源」をテーマにした新たな価値創造に取り組んでいく予定です。