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ユナイテッドがThirdverseに出資！メタバースの新展開

ユナイテッド株式会社（本社：東京都渋谷区）が、XRゲーム開発を行う株式会社Thirdverse（本社：東京都港区）への出資を発表しました。この出資は、急成長しているXR市場における競争力を高めることを目的としており、業界には大きな期待が寄せられています。これからのエンタメのあり方を変えるかもしれないその背景を探ります。

Thirdverseの挑戦

Thirdverseは「メタバース上に新しいゆるやかな居場所を創造する」というビジョンのもと、MR（複合現実）やVR（仮想現実）に特化したゲームの開発を行っています。これまでに「ソード・オブ・ガルガンチュア」や「SOUL COVENANT」といった複数のVRゲームを世に送り出してきました。特に目を引くのが、株式会社サンリオの人気キャラクターを使用した新作ソーシャルVRゲーム「Hello Kitty Skyland」との共同開発です。このゲームでは、全身を使った直感的な操作を通じて、競争や交流、そしてクラフトを楽しむことができます。ユーザーが愛するキャラクターとともに、新しいゲーム体験を提供するこのプロジェクトは、ゲームファンだけでなく、広く一般にもアピールできる内容となっています。

ユナイテッドの投資背景

ユナイテッドがThirdverseに出資する背景には、急成長を遂げるXR市場の可能性があります。現在、GoogleやSONYをはじめとしたビッグテックが次々とこの市場に参入し、特にMeta Questの人気によって利用者が増えてきています。若年層を中心にユーザー層が広がる中で、30〜40代向けの従来のビジネスモデルから、基本無料プレイとアイテム課金を組み合わせた新しい収益モデルへの進化が目立ってきています。

Thirdverseは、サンリオという世界的に人気のあるキャラクターを用いたブランド戦略を展開しており、これにより、短期間でのユーザー獲得と収益化が期待されます。ユナイテッドとしても、このプロジェクトを通じてエンターテイメントの分野でグローバルに展開できる、日本発の素晴らしい事業を後押しすることができると確信しています。

ユナイテッドの投資事業

ユナイテッドは、意志の力で社会を進化させることを目指し、投資事業、教育事業、人材マッチング事業の3つを中心に事業を運営しています。1998年の設立以来、インターネットビジネスの黎明期から数多くのベンチャー企業に投資しており、特にシードからアーリーステージの企業を主な対象としています。投資は全て自己資金で行い、柔軟かつ迅速な意思決定を可能にしている点も、事業の成長を支える要因となっています。

今後もユナイテッドは、有望なビジネスモデルを持つ企業への投資を積極的に行い、成長を促進するための支援を行っていくと明言しています。Thirdverseとその新プロジェクトは、その先駆けとなります。

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