TOYOTAのアップサイクルがもたらす新しいファッション革命とは?
2025年に登場するTOYOTA UPCYCLEの初コレクションは、「モッタイナイ」を「もっといい」へと変える革新的な試みです。TOYOTA UPCYCLE、豊島株式会社、株式会社アーバンリサーチの三社が協力し、環境に優しいエシカルなアイテムを提供することを目指しています。彼らが掲げるテーマは「つつむ」。
このコレクションの背景には、最先端のファッション業界と自動車産業が繋がった新たなアップサイクル商品の開発があります。「つつむ」とは、物を大切に包み込むという意味で、服も車の部品も人を守り、日常を彩る重要な資源として活用されることを意図しています。これは、捨てられる運命にある素材を最大限に生かし、新たな価値を創出することに他なりません。
COLECTION DETAILS
このファーストコレクションは、服と自動車の機能の融合によって生まれた新しいスタイルを提案します。特に注目されるのが、TOYOTAの車づくりの過程で出たリサイクルが難しい廃材や、アーバンリサーチの廃棄衣料、豊島のサステナブル素材を用いている点です。
アイテム紹介
1.
AIRBAG EXTENDED WEATHER JKT
エアバッグとしても使用されるナイロンをリメイクしたライトアウター。ミリタリーデザインを取り入れ、実用性も兼ね備えたアイテムです。
- 特徴: 収納フード、ベンチレーション設計、内ポケット付き
2.
AIRBAG FIELD OVER COAT
エアバッグ素材を使用したミリタリーデザインのフィールドコート。シンプルでありながら細かなディテールにこだわった一着です。
- 特徴: ドローコード採用、ミニマルな印象、ハーフ丈デザイン
これらのアイテムは2025年8月に販売予定で、同年4月中旬からはパックTシャツやメガネケースなどのアイテムが段階的に登場します。また、販売はアーバンリサーチの店舗やオンラインストアにて行われる予定です。
企業の使命
TOYOTA UPCYCLEは、カーボンニュートラルの推進活動の一環として、2021年よりスタートしたプロジェクトです。彼らは、モノづくりとパートナーシップの力を結集し、無駄な廃棄物を新たな商品やサービスに生まれ変わらせる取り組みを行っています。また、アーバンリサーチは、1974年に創業し、サステナビリティを軸に様々な事業を展開。豊島株式会社は、180年を超える歴史を持ち、持続可能な素材の開発に力を入れています。
これらの企業が協力することによって、ファッション業界も融合したイノベーションとしての役割を果たし、持続可能な未来を築くことが期待されています。「モッタイナイ」が「もっといい」に変わり続ける、新たなファッションの潮流に注目です。