九州北部の味
2026-06-10 10:54:25

消えゆく九州北部の家庭の味を伝える努め。手作業で仕込む「うり浅漬」とは

消えゆく九州北部の家庭の味を未来へ



九州北部、福岡県築上町に位置する有限会社奈良漬さろん安部では、地域の伝統的な漬物「うり浅漬」の仕込みを開始します。2026年6月16日より、毎年行われるこの仕込みは、家庭で愛されてきた味を守るための重要な取り組みです。

うり浅漬の魅力


「うり浅漬」は、九州北部で長い間親しまれてきた伝統的な漬物です。特に昭和の時代までは多くの家庭で作られ、食卓を彩る存在でした。しかし、生活様式の変化や高齢化により、この文化は次第に薄れつつあります。奈良漬さろん安部では、その味と文化を次世代に伝えるため、創業以来「うり浅漬」を毎年製造しています。

仕込みの概要


今年の仕込みでは、約7,500kgの白うりと4,800kgの酒粕を使用し、約3か月の熟成期間を経て9月から出荷を開始します。仕込みは手作業で行われ、職人たちが一つ一つ丁寧に管理しながら進められます。

  • - 仕込み開始日: 2026年6月16日
  • - 仕込み期間: 6月中旬~7月中旬
  • - 出荷開始: 2026年9月予定
  • - 予約受付: 5月から開始

この仕込み期間は年に一度しかなく、訪れる人には貴重な体験となります。地域の味を守るための努力を、ぜひ見に訪れてみてください。

手作業での仕込み


仕込みは全て手作業で行われます。まずは白うりの種出しから始まり、続いて塩漬け、そして酒粕への漬け込みへと進みます。その後、約3か月間、じっくりと熟成していきます。このように、職人の手から生まれる「うり浅漬」は、確かな風味と食感を誇ります。

予約と販売


毎年9月の販売開始時には、多くの方から予約が殺到します。最近では、予約開始前から多くの問い合わせが寄せられるほどの人気があります。手づくりのため、大量生産が難しく、リピーターのお客様も多く、毎年この時期を心待ちにされている方々がたくさんいます。

文化を継承する思い


有名な「うり浅漬」は、当社の創業の原点でもあります。この季節商品は、ただ美味しく食べるためだけでなく、地域の食文化を次世代に伝える役割を担っています。代表取締役の安部勝憲氏は、「私たちは単に漬物を造るだけでなく、この地域に根付いた食文化を次世代へ伝える役割も担っている」と語ります。

最後に


消えゆく九州北部の家庭の味「うり浅漬」を通じて、地域の伝統や文化を継承する取り組みを続けている奈良漬さろん安部。ぜひこの夏、家庭での風味を思い出させる味をお楽しみください。あなたも伝統の味を守る仕事に触れてみませんか?

詳しい商品情報や予約については、奈良漬さろん安部の公式ウェブサイトをご覧ください。


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