AYINの一着選び
2026-09-02 10:26:22

パリから選ばれるAYINの一着!その選定プロセスに迫る

パリから選ばれるAYINの一着!その選定プロセスに迫る



AYINは、大阪を拠点としたラグジュアリーセレクトショップで、2006年の設立以来、ユニークなスタイルを貫いています。特に、パリで行われるコレクションシーズンには、世界中のバイヤーやデザイナーが集まり、それぞれのブランドが新作を発表します。この華やかな舞台の裏側には、AYINのバイヤーたちの着実な努力が隠れています。

試着と手書きで決まる「AYINらしい一着」



AYINのバイヤーたちは、まず数多くのブランドから候補をピックアップし、一着一着試着します。それを手書きのメモで記録し、品質や価格を確認しながら厳選していくことが重要なポイントです。この過程は華やかなファッションショーの陰に隠れた、地道で緻密な作業です。

関真之介さん(AYIN心斎橋店マネージャー)は、1日に10から15ブランドを回ることが多く、展示会場での動き方について語ります。「まず代表の髙木がラックから候補を選び、それを整えていく。その後、残ったアイテムの見直しを行い、決定していきます」と関さん。これらの過程で、品質やデザインをしっかりと把握し、最終的に「AYINらしい一着」を絞り込んでいきます。

チームワークがカギを握る



AYINのバイヤーたちの連携もまた、成功の秘訣です。Megさん(取締役)は、「自分の役割を果たすことは大事ですが、周りを気にかけながら思いやりや感謝の気持ちを忘れないことが重要」と話します。顧客に素晴らしいアイテムを届けるためには、チームとしての協力が欠かせません。現地のブランドスタッフとのコミュニケーションでも気を使い、日本のスナックを渡すことで場の雰囲気を和やかにするなど、彼女たちの配慮が成約の一因となっています。

ファッションの裏側の嬉しさと焦り



バイヤーたちの仕事には嬉しい瞬間もあれば、時には焦りも伴います。瀬野康亮さん(AYIN本店マネージャー)によれば、「デザイナーに実際に会えたことが一番嬉しい瞬間」とのこと。特に、RICK OWENSというブランドのデザイナーに偶然出会った際には、子どものように感動したと振り返ります。

逆に、思うようにアイテムをピックアップできないと冷汗が出ることもあるとMegさんは言います。コレクション全体の雰囲気を見なければ、顧客に希望するスタイルを提供することができないため、毎種の状況に対応する柔軟さが必要だと語ります。

AYINのバイイング哲学



AYINのバイイング哲学は明確です。Megさんは「試着することが絶対的なルール」と主張し、すべてのアイテムを実際に着用することからアイデアを得ています。「着ないとわからないことが多い」と指摘し、その経験が顧客との信頼関係を築く基礎になっています。これにより、買い付けで選んだアイテムが実際にお客様にどんな印象を与えるかを考えられるようになります。

お客さまに喜んでもらうために



選ばれたアイテムが顧客の手に届くまでのプロセスにおいては、個々の顧客の好みを大切にしながら新たな挑戦を促すことが大事だと彼らは語ります。慣れ親しんだスタイルではなく、他のスタイルに挑戦することで新たな発見があることを伝え、喜んでもらえる瞬間を楽しみにしています。

今後の展望



「AYIN」は、大阪・南エリアで育てられた実績を踏まえ、今後も地元に根ざした存在として成長していく計画です。新たにオープン予定の心斎橋店や、宮古島でのリゾート運営など、ファッションの枠を超えた事業展開にも力を入れています。これからも多彩なスタイルを提供し、世界中にファッションを発信し続けていくでしょう。


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