アートが生んだバッグ
2025-06-13 15:26:13

フェンディの新しい「ピーカブー」バッグ、アートとの融合が光る

イタリア・ローマを象徴するラグジュアリーブランド、フェンディによる特別なコラボレーションが再び私たちの前に現れました。その名も「ワンゲキ・ムトゥ x フェンディ ピーカブー」。このバッグは、ボルゲーゼ美術館で開催中のアーティスト、ワンゲキ・ムトゥの展覧会「ブラックソイル ポエムズ」の開幕を祝して生まれました。

アートが宿る「ピーカブー」バッグ


フェンディの「ピーカブー」バッグは、その名の通り遊び心が詰まったデザイン。2008年にシルヴィア・フェンディによって誕生して以来、ローマのクラフツマンシップと女性らしさの象徴として、多くの人々に愛されています。ワンゲキ・ムトゥがこのバッグに注ぎ込んだクリエイティビティは、やはり特別です。彼女はこのバッグを「もはやバッグではなく、一つの彫刻作品だ」と語っています。

特に注目すべきは、バッグの両面に描かれた風景です。一方にはケニアのンゴングの丘、もう一方には美しいケニア山が描かれています。これらの壮大な自然は、バッグ全体に生命を吹き込む役割を果たしており、より一層その魅力を増しています。内側から伸びる美しい枝は、まるで自然がバッグに宿っているかのようです。

「ピーカブー」の進化と多様性


「ピーカブー」バッグは、そのデザインが毎シーズン進化し続けることでも知られています。フェンディは常に新たな可能性を追求し、素材やプロポーションにもこだわっています。その結果、さまざまなスタイルが展開され、持つ人それぞれの個性に合わせた解釈が可能となっています。毎回独自のアプローチでデザインされるこのバッグは、まさに時代を超えた存在になっています。

ワンゲキ・ムトゥとのコラボレーションは、2014年より始まった特別なシリーズの一環です。過去には著名な建築家やデザイナー、アーティストがこのプロジェクトに参加し、白いキャンバスで自由に創作を行ってきました。これにより「ピーカブー」バッグは唯一無二の傑作へと昇華していきました。

アート展とバッグの魅力


フェンディとワンゲキ・ムトゥによるこのバッグは、アートとファッションの垣根を越えた新たな試みです。クロエ・ペローネのキュレーションによる「ブラックソイル ポエムズ」展は、2025年9月14日までボルゲーゼ美術館で開催されます。ぜひこの機会に、ワンゲキ・ムトゥの世界観に触れると同時に、彼女が生み出した特別な「ピーカブー」バッグの魅力も堪能してください。

展示情報

  • - 会場: ボルゲーゼ美術館(Galleria Borghese)
  • - 住所: Piazzale Scipione Borghese, 5, 00197 Rome, Italy
  • - 開催期間: 2025年6月10日(火)~9月14日(日)

フェンディの新たな提案と、アートの素晴らしさが見事に融合した「ワンゲキ・ムトゥ x フェンディ ピーカブー」は、ファッションファン、アート愛好者の両方にとって見逃せない一品です。


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