立命館大学とユナイテッドアローズが共創するサステナブルなアイテムたち

立命館大学とユナイテッドアローズが共創した新たなアイテムたち

立命館大学は、創立125周年を迎えるにあたり、多様なプロジェクトを展開中です。その一環として、株式会社ユナイテッドアローズとの共同企画により、学生の日常に寄り添うサステナブルなアイテムが登場しました。このプロジェクトは、環境問題に向き合いながら、学生たちが実践的に学びを得られる貴重な機会にもなっています。

プロジェクトの背景

立命館大学とユナイテッドアローズのコラボレーションは、ファッション業界が抱える環境問題への取り組みが背景にあります。ユナイテッドアローズは、残反（貯蔵在庫生地）を活用し、立命館大学の学生たちと共同で製品を企画。これにより、サステナブルな物作りが実現しました。10月20日から、立命館大学各キャンパスとオンラインショップにて、これらのオリジナルグッズが販売されます。

学生との共同制作

今回のプロジェクトに参加した学生たちは、アイテムの具体的なデザインや使用感などを考えながら、企画段階から参加しました。普通なら素材が決まってからアイテムを考えるところ、このプロジェクトではまず残反をもとにアイテムを考えるという新たなアプローチに挑戦。このような共同制作を通じて、学生たちは企業との連携を体験し、ファッションビジネスの現実に触れる貴重な経験をしています。

商品概要

1. バッグ
- カラー: ブルーストライプ、ピンク
- 価格: 3,930円（税込）
- 特長: 高級シャツメーカーの余剰生地を使用し、自転車通学者向けに長めの肩ひも。内ポケットも両カラーで逆のデザインに仕上げられています。

2. バケットハット
- カラー: ブラック、ストライプ
- 価格: 4,400円（税込）
- 特長: メンズスーツ用の生地を使用したピンストライプデザインで、大人っぽい印象を演出。

3. ブックカバー
- カラー: ベージュ×ホワイト×ブラック、イエロー×ブラウン×ブラックのチェック
- 価格: 2,200円（税込）
- 特長: 厚塗りのシルクスクリーンで独特な質感を出しており、裏地付き仕様が珍しい。

これらのアイテムは、すべて立命館大学の生協ショップやオンラインショップでのみ購入可能で、ユナイテッドアローズの店頭では取り扱いがありません。

立命館大学について

立命館大学は、1900年に創設された私立総合学園であり、現在は16学部21研究科を持つ大規模な大学です。学園の設立理念は「自由と清新」で、常に時代の先端を目指しています。

ユナイテッドアローズについて

ユナイテッドアローズは「豊かさ・上質感」をテーマにしたセレクトショップで、日本と西洋の文化を融合させた商品を展開。高品質なアイテムを提供することに力を注いでいます。

この大学と企業による共創プロジェクトは、学生の視点を重要視しつつ、持続可能な未来のためのファッションをも実現していると言えるでしょう。今後も、このような取り組みが広がっていくことに期待が寄せられます。