発酵の力を学ぶ！手前みそお披露目会レポート

2023年9月13日、パルシステム東京がオンラインで開催した「手前みそお披露目会」が大盛況でした。このイベントでは、自宅で手作りしたお味噌を交流することで、参加者同士の結びつきを深めることを目的としています。イベントには、13名の利用者が参加。彼らは全員、パルシステムの産地から取り寄せた大豆や麹を使用して、各自の「手前みそ」を仕込んでいます。

手前みその魅力を皆でシェア

参加者たちは、画面上で自身の手作りみそを披露し、それぞれが作成にまつわるエピソードや工夫を語ってくれました。「こんな風に仕込んでみたよ」という話や、「家族に好評だった！」といった感想が飛び交い、笑顔が満ちた時間となりました。

その後、講師の山内智子さんが登場し、「天地返し」の重要性を伝授。有機的な発酵を促すための混ぜ方や、カビ取りのコツについての説明が行われました。山内さんは、「味噌ソムリエ」としても活躍しており、発酵食品の重要性を日常に取り入れることを提唱しています。この教えをもとに、参加者たちはますますみその魅力を実感することができます。

みそ焼きおにぎりを楽しく調理

続いて、参加者たちは山内さんの指導のもと、「五平餅みそ焼きおにぎり」のレシピを使って実際に料理に挑戦しました。自宅であらかじめ準備した食材を手元に、画面越しに「おにぎりを握るコツ」や「焼き方」を学びながら、実際に調理を進めます。参加者同士の交流も鍵となり、和気あいあいとした雰囲気の中で料理が進みました。

これらの過程を通じて、発酵食品を取り入れる健康的な食生活の重要性を改めて認識することができました。みそで作る焼きおにぎりは、参加者全員にとって新たな発見となり、その味わいを存分に楽しむ瞬間となりました。

地域に根ざした健康な食文化の提案

パルシステム東京は、地域における健康な食文化づくりを目指し、今後も料理教室や講座を通じて様々なイベントを企画していく予定です。今回の「手前みそお披露目会」は、食の大切さを見つめ直す良い機会となりました。使用した材料や作り方をお互いにシェアすることで、参加者たちは深い絆を感じたことでしょう。

来年2025年には国際協同組合年が控えており、これを機に、協同組合の一員として、私たちの食生活を充実させていくことの意義がますます増していくことでしょう。皆さんもぜひ、発酵食品を生活に取り入れて、健康で豊かな食文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

新宿区大久保に本部を置く生活協同組合パルシステム東京の活動を通じて、みんなが幸せに暮らせる地域づくりを目指していきます。これからも多くのイベントや食に関する情報を発信していくので、ぜひお楽しみに！