新しい祝儀袋のスタンダード、『しらら金封』
祝儀袋は日本の伝統文化の一部ですが、時代と共に使いやすさへのニーズが高まっています。株式会社マルアイから新しく登場する祝儀袋『しらら金封』は、そんな時代の変化に応じた製品です。新たに採用された「らくタッチ」構造により、開きやすさと中身の出し入れがスムーズになりました。この新しい祝儀袋は、2025年9月29日(月)に発売されます。
伝統を尊重しつつ、新しい使い心地を実現
マルアイは1888年(明治21年)に創業し、祝儀袋をはじめとする多様な紙製品を製造しています。伝統的な形式を重んじつつも、現代人のライフスタイルに合わせた商品開発を進めてきた同社は、祝儀袋のトップメーカーとして知られています。特に祝儀袋においては、紅白の水引をあしらった和風のものや、カラフルで現代的なデザインの袋が揃います。
祝儀袋の多くは「多当折り」や「斜め折り」など、特有の折り方が施されていますが、その一方で使う際に手間がかかります。水引飾りを外したり、袋を広げたりする工程が必要で、特に身体に障害がある方や忙しい現代人にとっては、少々煩わしいと感じることがあるでしょう。そこで出てきたのが「らくタッチ」構造です。これにより、見た目は従来の多当折りですが、上部がフタのように開閉でき、簡単に中袋の出し入れができます。
『しらら金封』の魅力
新商品『しらら金封』は、婚礼用の祝儀袋としてデザインされており、白無垢をイメージしています。白を基調とし、金とパールの二色で箔押し加工が施されています。これにより、上品な華やかさが引き立ちます。デザインは「白」と「桃」の2種が用意されており、好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
仕様詳細
- - 製品名: しらら金封
- - 価格: 693円(税込)
- - 種類: 2種(白・桃)
- - 製品寸法: 105×185mm
- - 内容: 本体1枚、短冊2枚(壽・無地)、中袋1枚
- - 製品紹介ページ: しらら金封 紹介ページ
まとめ
マルアイは今後も「らくタッチ」構造の祝儀袋の展開を進め、祝儀袋の利用にハードルを感じていた方々や、使用に不安がある若い世代に向けた製品を提供する構想を持っています。この新たな祝儀袋『しらら金封』は、伝統の美しさを保ちながらも、現代のニーズに応えた優れた商品です。これからの特別な日の贈り物として、ぜひ手に取ってみてください。