映画「国宝」ロケ地・出石永楽館で特別展示がリニューアル！

映画「国宝」特別展示がリニューアル！

映画「国宝」の魅力を体感できる特別展示が、出石永楽館で新たにリニューアルされました。吉沢亮さんが主演を務めるこの映画は、任侠の家に生まれた主人公・喜久雄が歌舞伎役者としての道を歩み、その波乱に満ちた人生を描いています。デビュー以来、多くの映画賞を受賞し、第78回カンヌ国際映画祭「監督週間」部門にも選出されたこの作品。そのフィルムが生まれた場所を訪れ、より深くその世界に触れることができる機会です。

特別展示は、8月5日から始まり、9月中旬まで開催されます。場所は、兵庫県豊岡市の出石町にある出石永楽館です。この舞台は、映画「国宝」のロケ地としても知られており、展示会場には映画の小道具やセットが設置されています。特に注目すべきは、喜久雄（吉沢亮さん）と俊介（横浜流星さん）の楽屋シーンを再現したコーナーです。実際に楽屋の中に入って、映画の一場面を体感できることは、ファンにはたまらない体験でしょう。

新たに加わった展示内容

- 楽屋セットの再現: 喜久雄と俊介が使用した楽屋セットが再現されており、訪れた皆さんが実際にその空間に立つことができます。
- 実際の小道具: 喜久雄が使用した鏡台や、人間国宝小野川万菊（田中泯さん）の楽屋にあった屛風絵など、映画に登場する小道具が展示されています。
- 「藤の持ち枝」の貸し出し: 展示の中には、「二人藤娘」に関連する「藤の持ち枝」の貸し出しも実施されているので、自分自身がまるで役者になったかのように舞台を楽しむことができます。

館内は、映画の世界観を感じながら歩けるようになっており、役者の幟が建物の周りに立ち並ぶことで、訪れる人々をさらに引き込む演出が施されています。まるで映画の中にいるかのような感覚を味わえる特別展示で、ぜひ友人や家族と一緒に訪れてみてください。

また、展示は随時更新されており、何度行っても新しい発見があるかもしれません。入館料は大人400円、学生240円、中学生以下は無料です。開館時間は午前9時30分から午後5時までで、入館は午後4時30分までに行ってください。木曜日は休館日となるため、訪れる際は注意が必要です。

さらなる展示予定

展示は9月中旬以降も続く予定です。永楽館歌舞伎が終了する10月上旬以降は、映画の小道具が「出石家老屋敷」に移されて公開される予定です。出石家老屋敷でも映画の魅力を感じることができるでしょう。

出石永楽館の公式サイトや豊岡市の公式ウェブサイトで最新の情報を確認しながら、自分だけの映画体験を楽しんでみてください。訪れた際の感動をぜひシェアして、映画「国宝」の世界に浸る素晴らしいひと時をお過ごしください！