アップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』エントリー開始！

転換の時を迎えたアップサイクルの未来

ブックオフグループホールディングスが主催する、国内で最大のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』の開催が決定しました。このコンテストは、古着をリデザインすることで新たな価値を生み出し、ファッションをもっとサステナブルなものにしようという取り組みです。

コンテストの詳細

『Reclothes Cup』は2021年にスタートしたこのイベント。毎年多くの参加者が集まり、昨年の『Reclothes Cup 2024』では過去最多の489作品がエントリーするなど、確実に規模を拡大しています。参加者は全国の学生から一般の方にいたるまで、多岐にわたります。このコンテストを通じて、古着の再利用の楽しさや意義を広めたいと考えています。

エントリーは2025年4月1日から開始し、デザイン部門と販売部門に分かれています。デザイン部門では、高校生以上の学生を対象に自由な発想でアップサイクルを形にする作品を募集。グランプリには30万円と雑誌『装苑』への掲載といった特典が用意されています。一方、販売部門は学生から一般の方まで参加可能で、テーマは男女問わず人気の『トレンチコート』。こちらでは実際に販売できるアイテムを作成する必要があります。

ブックオフの取り組み

ブックオフは、ただ単に古着を販売するだけではなく、リユースを通じてモノの寿命を延ばすことに力を入れています。毎年、1000万着以上の服を扱う中で、たとえ売れ残ったとしても、そのアイテムが新たなクリエイティブな作品に生まれ変わる可能性があるのです。そのため、同社はこのようなコンテストを開催し、参加者に自由に表現してもらうことで、リユースの価値を再認識してもらう機会を提供しています。

審査員の紹介

『Reclothes Cup』の審査員は業界の著名人によって構成されています。審査員長は、ファッション雑誌『Begin』や『MEN'S EX』の編集長を務めた経験を持つ児島幹規氏。さらに、スタイリストの相澤樹氏や、デザイナーの田中大資氏など、実績ある専門家がそろっています。これにより、応募者たちの作品が多角的に評価されることが期待されています。

参加方法とスケジュール

興味のある方は、2025年4月1日から6月30日の期間中にエントリーを済ませてください。利用する古着はBOOKOFFで販売されているもので、1,500円以下のアイテムが対象。エントリー締め切り後は、審査が行われ、最終的に優秀作品が選出されます。

2025年のエントリー受付は、特にクリエイティブな表現を推奨しており、参加者同士の交流も期待されます。受賞者は、賞金を手にするだけでなく、自身の作品をより多くの人に見せる機会を得ます。

この『Reclothes Cup 2025』は、ファッションデザインに興味がある人にはぜひ参加して欲しいコンテストです。サステナブルな未来に貢献しながら、デザインの楽しさを感じられる場として、多くの皆さんの参加をお待ちしています！

詳しい情報やエントリーは、こちらの公式サイトをご覧ください。