新たな茶の楽しみ方、姫路の「白鷺茶房」開店
2026年4月3日、兵庫県姫路市に新たな体験型茶房「白鷺茶房」が誕生します。ここでは、鎌倉時代から続く伝統的な遊び「茶歌舞伎」を新たな形で楽しむことができます。これは、茶師六段である赤松佳幸氏がプロデュースしたもので、茶の文化を身近に感じることのできる場所として期待されています。
お茶難民からのお茶を愛する人たちへ
赤松氏は、姫路で生まれ育ち、80年の歴史を持つ老舗茶舗の家系に属していますが、近年、姫路の茶業界は厳しい現状に直面しています。以前は数社存在していたお茶屋が、いまでは2社まで減少し、茶農家の数も大幅に減少している状況です。その中で、お茶を求める人々が「お茶難民」と呼ばれ、お茶を買う場所や教えてもらえる場所を求めて訪れます。このような人々に向けて、「茶歌舞伎」の楽しさを提供することで、日本の茶文化を継承しようとする赤松氏の思いが詰まっています。
茶歌舞伎とは?
「茶歌舞伎」は、鎌倉時代から続く利き茶の一種です。娯楽として始まりましたが、室町時代には賭け事的な要素が強まり、禁止された時期もありました。その後も形を変えながら現在へと繋がり、70年以上続く「全国茶審査技術競技大会」の種目にもなっています。これをアクセントにして、楽しめるスタイルにアレンジし、初心者でも手軽に楽しめる工夫がされています。
白鷺茶房の魅力的な体験
「白鷺茶房」では、予約制のワークショップとして「茶歌舞伎」と「期間限定メニューの飲み比べ」を開催します。また、店舗は予約なしでも利用できるため、気軽に訪れることができます。ただし、開店初日の4月3日(金)から5日(日)までは、特別な予約が必要で、現在すでに60名以上の予約が入っており、好評を博しています。
さらに、特別なイベントも計画されています。日本茶業界で名高い「淹茶選手権」の二冠を達成した西瑠偉さんを招いて、淹れ手による茶の味の違いを体験できる貴重な機会も設けています。
イベント詳細
- ①10:00~11:30
- ②12:00~13:30
- ③14:00~15:30
- - 料金:4,000円(税込)
- - 内容:白鷺茶房の緑茶・烏龍茶・紅茶を西氏と赤松が各々淹れ、お茶を楽しんでいただきます。
美味しいお茶とともに、手作りのお茶請け(抹茶レモンケーキやピスタチオ・カシューナッツの砂糖漬け)が添えられて、充実したひと時を過ごせます。
日本茶の新しい市場への挑戦
また、白鷺茶房では物販も行い、茶葉やティーバッグ、そして関西で入手困難な急須作家の作品などを手に取って選ぶこともできます。赤松氏は、お茶に対する需要を感じ、初心者でも楽しく始められる環境を整えることを目指しています。
代表の赤松佳幸さんは、県外からでも多くの人が訪れるように、地域に根差した新しいお茶文化を創造していくという強い熱意を持っています。
代表プロフィール
赤松佳幸(あかまつよしゆき)は、1993年に兵庫県で生まれ、横浜国立大学経営学部を卒業後、2016年より新規事業開発に従事。その後家業に戻り、2024年には全国茶審査技術競技大会で茶審査技術六段を取得しました。この経験を生かして、茶文化の継承に尽力しています。
お店の基本情報
白鷺茶房(しらさぎさぼう)
新たなお茶の魅力に触れてみませんか?「白鷺茶房」で心温まるひと時を過ごしましょう。