街全体が音楽で包まれる松戸クリスマス音楽祭の魅力

街全体が音楽に包まれる季節、松戸クリスマス音楽祭

冬の訪れと共に、千葉県松戸市は音楽と笑顔で溢れています。今開催中の「第14回松戸クリスマス音楽祭」は、地域の魅力を最大限に引き出すイベントであり、2025年まで続く市の音楽文化を祝う素晴らしい機会です。この音楽祭は、街の至る所でさまざまな音楽イベントが行われ、誰でも気軽に参加できるのが大きな特徴です。

音楽祭の概要

音楽祭は、11月13日の「ウィーンフェスタMATSUDO」を皮切りに、12月25日までの間、松戸市内の38か所で開催されます。松戸市民劇場や西口公園、さらには神社やカフェ、商業施設まで、さまざまな場所で音楽が奏でられているのです。ジャンルもクラシックからジャズ、吹奏楽まで多岐にわたり、訪れる人々の心を和ませています。

代表的な音楽イベント

音楽祭の期間中には、いくつかの注目イベントがあります。

- クリスマス・ハープコンサート

日時：11月29日（土）14:00開演
会場：松雲亭
出演者：ちひろ
料金：500円
概要：お茶室でのハープの優雅な演奏が楽しめます。

- ジャジーに奏でるヴァイオリンとクラリネットの共演奉納コンサート

日時：12月7日（日）14:00開演
会場：松戸神社神楽殿
出演者：石川寛子（ヴァイオリン）、鈴木直樹（クラリネット）
料金：無料
概要：雨天中止の可能性もありますが、豪華なジャズの演奏が楽しめる貴重な機会です。

- 音楽の扉

日時：12月13日（土）14:00開演
会場：葛西屋呉服店 2Fホール
出演者：サクソフォン、トロンボーン、トランペットパフォーマンスなど、多彩なアーティストが参加
料金：無料
概要：若手アーティストの力作を披露する機会。

ファミリー向けのコンサートも充実

特にファミリー向けのイベントも見逃せません。例えば、12月14日には「こどものためのクリスマスジョイフルコンサート」があり、親子で楽しめる内容になっています。お馴染みの曲から聴きやすいクラシックまで、楽しいトークと共に進行します。観覧料金は大人が1,000円、12歳以下は500円という手頃さも嬉しいポイントです。

また、12月19日には「ボサノバ＆カフェ」が開催され、昭和レトロなカフェで心地よい音楽を楽しみながら、特別メニューのあんみつとコーヒーを提供します。松戸駅周辺のレトロなカフェで、特別なひと時を過ごせるでしょう。

松戸クリスマス音楽祭の理念

この音楽祭は、2012年に始まり、音楽が日常に溢れる風景を目指す実行委員の情熱から生まれました。「音楽のまち、松戸」をテーマにすることで、地域の人々と演奏家が協力し、毎年多彩な音楽会を実現しています。2019年には64回の演奏会をもって市民の参加が広がり、ますます多くの人々に音楽が親しまれるようになりました。