子どもたちの声が大阪に響く！いのち宣言フェスティバル

10月11日（土）、大阪・関西万博にて「いのち宣言フェスティバル」が開催され、東京子どもアンサンブルが出演します。このイベントは、すべての命が尊重され、輝く社会を実現するための「いのち宣言」を発表する重要な場となります。

「いのち宣言フェスティバル」とは？

「いのち宣言フェスティバル」は、関西経済連合会や大阪商工会議所、関西経済同友会といった経済団体が立ち上げた「いのち会議」に基づいて行われます。イベントでは、性別や年齢、地域を超えた多様な参加者が集まり、これまでの議論をもとに討論や提言を行い、未来社会の具体的なアジェンダを提示します。

興味深いことに、このフェスティバルでは参加者が「いのち」に対する思いを共有するため、歌や演奏、トーク、ダンスなどの楽しい表現が繰り広げられます。特に、視覚障がいを持つ子どもたちと共に歌う東京子どもアンサンブルの存在が、イベントの冒頭を飾ります。彼らは「いのちの歌」を歌い、観客に強いメッセージを伝える予定です。

東京子どもアンサンブルの活動

東京子どもアンサンブルは、2017年にエル・システマジャパンと東京芸術劇場の共同プロジェクトとして始まったコーラス団体です。この団体の目的は、障害の有無にかかわらず、音楽を愛する子どもたちに参加の機会を提供すること。現在は、視覚障がいを持つ子どもたちと、そうでない子たちが支え合いながら活動しています。

これまでに、クリスマスコンサートやカナダ国立芸術センターとの共演など、様々な舞台で才能を発揮しています。2025年度には、再び大阪・関西万博での出演が決まっており、更なる成長が期待されます。

フェスティバルの詳細

「いのち宣言フェスティバル」の開催は、10月11日（土）12:00から19:20まで、フェスティバル・ステーションにて。入場は無料ですが、万博会場への入場料が必要です。370名の参加者を受け入れる予定で、自由入場の形式を取ります。参加者はスマートフォンとイヤホンを持参することで、日英の音声やテキストを見ることができます。

プログラムには、審査員によるプレゼンテーションやトークセッション、テーマソングの歌唱など、多彩な内容が盛り込まれています。