香りが健康をサポートする新しいサプリの可能性とは
三生医薬株式会社は、2025年度の「日本農芸化学会」で“口に入れて香って効く”サプリメントの新しいご提案を発表しました。この研究は、香りが健康に与える影響を追求し、特に香気成分がどのように体に作用するかを解明するものです。私たちが日常的に楽しむ香りは、嗅覚以外にも多くの健康効果を持つと言われています。
驚きの「香り効果」
香りはオルソネーザル香(鼻からの香り)とレトロネーザル香(口から鼻へ香る香り)の二つに分けられます。三生医薬はこのレトロネーザル香に注目し、香りを通じて健康機能をもたらす可能性について議論しています。具体的には、口に入れた製剤がどのように香りを放ち、健康に寄与できるのかを探求しています。
製剤設計の革新
研究では、シームレスカプセルや新食感カプセル、チュアブル錠、発泡錠など異なるタイプの製剤を使用し、香気成分の挙動を測定しました。特に新食感カプセルは、咀嚼することで他の製剤よりも2~3倍も香りが強く感じられることがわかりました。この新しい製剤設計は、単なる栄養摂取にとどまらず、食べる楽しさや香りを実現することにフォーカスしています。
企業・研究者の関心
学会では、プレゼンテーションを受けた研究者や企業関係者から多くの関心が寄せられ、香りを健康機能に結びつけるアイデアの重要性が再確認されました。「香料のみで健康機能を呼び起こすことは難しいが、機能性食品として貴重なデータを提供できる」とのコメントは、新たな製品開発に期待を寄せるものでした。
今後の方向性
三生医薬は今回の研究成果をもとに、さらに機能性香料を利用した新しい製品の開発を進めていく計画です。口に入れた際にしっかりと香りを感じることから、消費者に喜ばれる製品の提供ができると信じています。
化学と味の融合
新食感カプセルは、噛むたびに広がる豊かな香りと味覚が特徴です。従来のサプリメントでは味気ないものが多い中で、この新しいアプローチは非常に魅力的です。健康を意識しつつ、香りも楽しめる未来のサプリメントが作られることを期待しています。
香りの力、健康への道
三生医薬は今後も香りを科学的に解析し、製剤技術の向上を目指していきます。私たちの健康をより豊かにするための努力として、“香り”と“健康”の融合を追求していく所存です。興味のある企業や研究者の皆様は、ぜひお問合せください。新たな可能性を一緒に切り開いていきましょう。
お問い合わせ
研究成果や製品に関する詳細を希望される方は、お気軽に以下の連絡先までご連絡ください。これからも、三生医薬は世界中の人々の健康に貢献する取り組みを続けてまいります。
広報・アウトリーチ担当 藤作
Email: kenichi.fujisaku@sunsho.co.jp
私たちが提供する新しいサプリメントが、皆様の日常に新たな彩りを添えることを心より願っております。