子ども向け食器プロジェクト
2025-05-20 12:55:33

子どもたちの未来を考えた有田焼の食器「Nico Plate」プロジェクト始動

有田焼の本物を子どもたちの食卓へ



成長期の子どもたちにとって、何を使って食事をするかは非常に大切です。神戸に本社を置く株式会社元林は、子どもたちが安心して使える本物の器、「Nico Plate」を開発し、そのクラウドファンディングをCAMPFIREで開始しました。このプロジェクトは、「子どもに優しい、本物の器で未来の食卓を育てる」ことをテーマにしており、有田焼の伝統と高品質を生かしています。

プロジェクトの背景



このプロジェクトを支えるのは、佐賀県有田町に拠点を構える株式会社匠です。伝統的な製陶業に携わる彼らは、1986年に設立されて以来、強化磁器による給食食器の製造に力を入れてきました。時代が変わる中で、プラスチック製の器が一般化し、これに伴い子どもたちの食器文化にも影響が出ています。プラスチックやシリコン製の食器が多く出回る中、本物の磁器に触れさせたいという思いが募ったのです。

「子どもが最初に使う器こそ、大切に選びたい。本物の器を用いることで、食事を豊かな時間として記憶に残すことができる」との美しい理念のもと、このプロジェクトは始まりました。

Nico Plateの特長



「Nico Plate」は単なる食器ではありません。以下の5つの工夫により、子どもたちの使いやすさと食育に貢献します。

1. すくいやすい形状



しっかりとした傾斜がついたデザインで、食物が自然に集まり、スプーンですくいやすくなっています。実際に使用してみたところ、いつもは「食べさせて」と言っていた3歳の子どもが、自分から手を伸ばして食べ始めたと驚きの声もありました。

2. 割れにくさと優れた収納性



強化磁器を使用しているため、通常の磁器よりも強度があり、破損率が低く経済的です。さらに、収納時にかさなる形状ですので、スペースも有効に使えます。

3. 電子レンジ・食洗機対応



用途を選ばない上質な素材は、電子レンジや食洗機でも使用でき、酸やアルカリに強いため変色の心配も無用です。また、有害物質も含まれていないため、安心して使用できます。

4. デザインの工夫



適用性のあるカラーを選定しましたので、大人になってからも使えるデザインになっています。毎日の食卓に自然に溶け込む美しさです。

5. 理想的なサイズ



小サイズは離乳食用、そして大サイズは自分でスプーンを使い始めた頃にピッタリです。家庭の食事に彩を与え、毎日のメニューに大活躍します。

クラウドファンディングでの展開



このプロジェクトは、佐賀の有田焼商社との共同挑戦で、まずは大小の皿2アイテムからスタートします。支援者には完成品を提供し、目標金額は50万円。製造費用やパッケージ開発費などに利用されます。

【プロジェクトページ】
CAMPFIRE

プロジェクト実施期間は2025年5月20日から6月20日までとなっています。

おわりに



「Nico Plate」は、ただの器ではなく、子どもたちの未来を育むための大切な存在です。「食べることへのまなざし」を育て、長く寄り添う器として、皆様のご支援を心よりお待ちしております。


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