冷凍野菜の魅力を再発見しよう!
日本の冷凍食品市場に新たな風を吹き込む「第2回全国冷凍野菜アワード」がいよいよエントリー受付を開始しました。この賞は、日本野菜ソムリエ協会が主催し、国産冷凍野菜の活性化を目的としています。冷凍食品PR連盟の会長である西川剛史氏が発起人として名を連ね、冷凍野菜の魅力を広く世に伝えることを目指しています。
アワードの目的とは?
日本国内で流通する冷凍野菜の多くは輸入品ですが、実は国産冷凍野菜の割合はわずか5%しかありません(農林水産省調べ)。この状況を改善し、国産冷凍野菜の魅力を引き出し、認知度を高めることで、国内農業の活性化につなげるのがこのアワードの狙いです。
アワードは「冷凍野菜」「冷凍フルーツ」「調理冷凍食品」の3つの部門に分かれ、エントリーを受け付けています。これにより、多様な冷凍食品の評価が可能となり、消費者へもその魅力を伝える機会が増加します。
冷凍野菜のメリット
冷凍野菜には、忙しい現代人にとって嬉しいメリットがたくさん。下処理済みで使いやすく、調理時間を短縮できるため、忙しい食生活をサポートします。また、冷凍することで旬の美味しさや栄養素が保存され、1年を通じた計画的な農業も可能にします。さらに、冷凍食品はゴミを減らし、食品ロスの削減にも貢献するという重要な役割を持っています。
エントリー部門と条件
アワードへのエントリーは、次の条件を満たす商品に限られます。
- - 冷凍野菜部門:素材品に限る(例:ブロッコリー、ミックス野菜)
- - 冷凍フルーツ部門:素材品に限る(例:いちご、みかん)
- - 調理冷凍食品部門:国産野菜を使った冷凍食品(例:餃子、ピザ)
これらの商品は、国産の原材料を使い、日本で加工されている必要があります。具体的には、商品の提供も求められ、食味審査に参加することでそのクオリティが評価されます。
エントリー受付とスケジュール
エントリーは2025年5月16日まで受け付けており、専門家による審査が行われる日程も設定されています。結果通知は6月18日、表彰式は7月2日にフクシマガリレイの会場で行われる予定です。
まとめ
「第2回全国冷凍野菜アワード」は、冷凍野菜の価値を再発見し、消費者にその魅力を伝える素晴らしい機会です。国産冷凍野菜のさらなる普及を目指し、食生活の質を向上させるイベントにぜひ参加してみてはいかがでしょうか。冷凍食品が私たちの健全な食生活を支える大きな力になることを期待しています。