ビリー・バンバン菅原進が語る情熱と絆
1月13日(月曜)の放送の「歌謡プレミアム」では、ビリー・バンバンの菅原進が特別ゲストとして登場しました。この日は、彼のデビュー56周年を祝うと共に、これまでの歩みを振り返る貴重な時間となりました。
菅原進は、兄である菅原孝との深い絆や、飲み友達であった故・西田敏行さんとの思い出を語り、その中で感じた想いを熱唱しました。番組の中で彼は「この歌を歌うために、僕は今日ここに来たんだと思うんですよ」と言いながら、西田敏行の名曲『もしもピアノが弾けたなら』を紹介してくれました。
ビリー・バンバンの歩みと兄弟の絆
ビリー・バンバンは1968年に兄・菅原孝と弟・進の兄弟デュオとしてデビューし、初めてのお披露目曲『白いブランコ』は瞬く間に広まりました。実は彼らは、デビュー前に有名なタレントせんだみつおさんと3人組バンドを組んでいた時期があるのです。兄弟デュオとしての道を選ぶ際、せんだみつおさんをデュオから外すという苦渋の選択があったと、菅原進が告白しました。
菅原進は、病気療養中の兄・孝との関係も特に心に残っているようで、昨年の誕生日には孝から再び一緒に歌いたいと連絡があったことを、感慨深く語りました。「すごい会いたい。今お兄ちゃん、どうしてるかなって...」という言葉には深い愛情が感じられました。その中で、11年前に兄弟で歌った『白いブランコ』の映像も放送され、視聴者にとっても貴重な思い出がよみがえったのではないでしょうか。
西田敏行さんへの愛
テレの放送中、進は昨年亡くなった仲良しの飲み友達である西田敏行さんとのエピソードを明かしました。進と西田さんは、仕事では一緒に行動していなかったものの、近所に住んでいたことから頻繁に飲みに行く関係にありました。そんな親友を思って歌う彼の姿に、視聴者も心が温かな気持ちになることでしょう。ピアニストの妻・知子さんによるアレンジピアノ演奏と共に、「もしもピアノが弾けたなら」を披露した瞬間には、感動が広がりました。
「この歌を歌うために、僕は今日ここに来たと思う」という進の言葉が、彼の深い想いを強く感じさせてくれます。
若い世代に響く歌声
また、菅原進のYouTubeチャンネルも話題になっています。中でも、Adoさんの『うっせぇわ』のカバーが、若者たちの間で注目を集めており、再生回数は150万回を超えています。進は「Adoさんのテンポでは歌えないから、ゆっくり歌った。それが良かったみたい」と話し、歌詞の意味が伝わっていることに嬉しさを感じているようです。
さらに、ビリー・バンバンのヒット曲『さよならをするために』や、妻・知子さんとの共演による最新曲『いつか虹の向こうへ』の披露もあり、多彩なパフォーマンスが視聴者を魅了しました。
日本の歌謡曲の魅力を存分に楽しめる「歌謡プレミアム」。次回の放送も期待したいですね。