地産地消と未来の農業
2026-02-06 16:34:26

遊佐町の食育プロジェクトで学ぶ 地産地消の大切さと未来の農業

遊佐町の食育プロジェクトで学ぶ 地産地消の大切さと未来の農業



2026年1月30日、山形県飽海郡の遊佐町立遊佐中学校にて、「学校給食ゆざごっつぉの日学習会」に参加しました。この食育プロジェクトは、地域の食材や農業について学び、地産地消の大切さを再認識することを目的としています。

イベント当日は、遊佐中学校の2年生約80名が参加。最初に行われたのは、生徒たちの探求学習による成果発表です。各生徒が昨年11月30日からの授業を通して考えたテーマを発表し、選ばれたのは「遊佐の特産品を使ったガパオライスづくり」や、「遊佐町の農業を伝えるCM動画作成」。これらの取り組みは、地域の食文化や農業に対する理解を深めるものでした。

生徒の発表には地域の生産者や生活クラブの組合員も参加し、意見交換の場も設けられました。この中で、生活クラブの庄内遊YOU米生産者・真嶋稔さんが「農業は食という形で皆さんの生活に関わっている。今後も皆が『農業についてどう考えられるか』を持ち続けることが大切だ」と話し、参加者たちに農業の重要性を伝えました。

続いて、ホールでは神奈川と埼玉の生活クラブ組合員による講話が行われました。

様々な視点からの講話



神奈川の生活クラブ副理事長・籠嶋雅代さんは、遊佐町産の庄内遊YOU米について詳しく説明しました。生産者との共同開発により、安心して食べられる米を生産していることや、消費者との密なコミュニケーションを強調しました。「私たちが大切にしているのは、ただの産直ではありません。生産者と消費者が会い、共に考え、同じ思いを持つことが重要です」と語る彼女の言葉には、地域の関係性の大切さが込められていました。

埼玉の理事長・村山なみさんも、遊佐の米に込められた思いについて説明しました。「おいしいだけでなく、誰が作っているかがわかることで安心感が生まれます。また、生産者と消費者が話し合いを通じて農薬の使用についても共に考えられる関係があるのが大きな特徴です」と述べ、食材の背後にあるストーリーを共有しました。

このように地域の生産者と消費者の強い結びつきが、持続可能な農業を支える力となっているのです。

特別給食を通じての学び



学習会の締めくくりには、特別給食が提供されました。遊佐町産の庄内遊YOU米を使用したごはんや、地元の旬の野菜を使った味噌汁、平田牧場の金華豚のヒレカツなど、地域の食材がふんだんに使われていました。生徒たちは、ただ食材を味わうだけでなく、それがどのように生産されているのかや、地域のつながりを学ぶ貴重な体験となりました。

特に金華豚のヒレは、厚みがありながら柔らかく、生徒からは絶賛の声が上がりました。その背景には、飼料用米も遊佐町産であることがあり、地域全体で農業が循環していることを実感する場面がありました。

生活クラブは、今後もこのような食育活動を通じて、日本の食料自給率向上に寄与していく考えです。

「学校給食ゆざごっつぉの日」とは



「学校給食ゆざごっつぉの日」は、山形県遊佐町で地域の食材や郷土料理を学校給食として提供し、子どもたちに食の大切さと郷土への愛着を育む日です。来る2025年には、さらに多くの生産者を招いた学習会が開催される予定で、次世代へと受け継がれる文化と伝統が根付くことが期待されています。

このような取り組みから、地域の子どもたちにも農業や食の大切さを実感し、将来的には農業従事者を目指す生徒が増えることを願っています。


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