化粧品と理系
2026-01-27 10:48:23

化粧品とデータサイエンスが女子中学生の理系進路を後押しする

女子中学生の理系進路を応援する新しい授業



株式会社コーセーと山脇学園中学校の共同プロジェクト、「化粧品×データサイエンス」授業が、女子中学生の理系進路への関心をリアルに引き上げています。約半年間にわたるこの授業では、中学3年生280名を対象に、データサイエンスを通じて化粧品に対する理解を深め、理系キャリアの魅力を伝える試みが行われました。

授業の背景



日本における理系大学への進学率は依然として課題があります。特に、女性の進学率は非常に低く、男女の差は大きい現状です。この状況を改善すべく、コーセーは化粧品を題材に女子生徒のキャリア選択肢を広げるために、山脇学園とのコラボレーションを実施しました。授業を通じて、データを活用した分析能力や理系に対する興味を引き出すことが狙いです。

授業の内容



授業は、計10回にわたって行われ、「感性とデータから、みんなにぴったりの化粧品を見つけよう!」というテーマのもと、参加者は化粧品を手に取りながら実践的な学びを経験しました。

1. 官能評価: まず、生徒たちは化粧水や乳液を自分の肌で試し、その感触を数値化しました。

2. データ整理: 次に、特別に開発されたアプリを使用して、評価結果を統計的に整理しました。このプロセスで生徒たちは自分の好みや商品の特性を理解しました。

3. Yamawakiタイプの定義: 生徒たちはアンケートを通じて自分たちのライフスタイルや嗜好を分析し、独自の人物タイプ「Yamawakiタイプ」を定義しました。

4. 商品のプレゼンテーション: 最後に、選んだスキンケア商品の特長や魅力を伝えるプレゼンを行い、実際にリアルな感触を学びました。

効果と意義



授業終了後、参加した生徒たちはアンケートに回答しました。その結果、82%が「スキンケアというテーマが学びの興味につながった」と感じ、86%が「学びが社会や仕事と関連していると感じた」と答えました。また、データサイエンスへの興味は34%から75%に、理系進路への興味が35%から52%に増加したことが確認されました。これによって、データを駆使した思考や理系キャリアへの理解が深まったことが証明されています。

今後の展望



この授業は、化粧品という身近な題材を用いながら、女子生徒に理系の魅力を発信する新たな教育の形を示しています。コーセーは今後も教育を通じた社会貢献を続けながら、次代のリーダーを育成するための取り組みを拡充していく予定です。このような授業が日本全体に広がることで、理工系の多様性を促進し、未来の技術革新を支える人材の育成につながることを期待しています。


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