キリングループが「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」で4度目の金賞受賞!サステナビリティへの取り組みとは
キリングループが「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」で金賞を受賞
この度、キリングループが第6回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において金賞を受賞しました。この栄誉ある受賞は、彼らの持続可能な取り組みや目覚ましい環境への配慮が評価された結果です。この表彰は、ESG(環境・社会・ガバナンス)金融を推進する世界的な動きの中でも特に重要な意味を持っています。
ESGファイナンス・アワード・ジャパンとは
ESGファイナンス・アワード・ジャパンは、環境省によって設立された表彰制度で、社会的な影響を与えた企業や機関を表彰し、その先進的な取り組みを広く共有することでESG金融の普及に寄与することを目的としています。今回の受賞により、キリングループはこの基準に則した企業としての地位をさらに強化しました。
環境サステナブル企業部門での受賞理由
キリングループが金賞を受賞した理由は、気候変動や自然資本、循環経済を統合的に捉え、その関連性を的確に伝える移行計画が評価されたからです。他社にとっても模範となるべき持続可能な活動を継続的に進めており、国際的なサステナビリティリーダーとしての位置づけが明確になったといえるでしょう。
CSVを掲げるキリングループ
また、キリングループは「Creating Shared Value(CSV)」という理念を基に、企業活動を通じて社会課題の解決に向けた取り組みを行っています。具体的には「健康」「コミュニティ」「環境」の3つのテーマに絞り、酒類事業が抱える責任を果たすための具体策を打ち出しています。このように企業の根幹に社会的責任を組み込む姿勢は、他の企業との差別化に繋がっています。
具体的な取り組み
2024年4月からはGHG(温室効果ガス)Scope3排出量削減に向けた「キリンサプライチェーン環境プログラム」をスタートし、参加サプライヤーとの協力による取り組みを進める予定です。また、2024年12月には、「リジェネラティブ・ティー・スコアカード」の運用を開始し、環境再生型農業への移行に向けたさらなる改善点を見出すことを目指しています。
今後の展望
今後、キリングループは生物資源や水資源、容器包装、気候変動といった複合的な環境課題に対して、より統合的にアプローチしていく方針です。そして、これらの活動を通じて豊かな地球の恵みを未来に繋げていくことを目指し、「ポジティブインパクト」を与える取り組みを推進していく構えです。
環境に配慮した企業活動は今の時代において欠かせない要素になっています。キリングループのように、持続可能な発展を目指す企業の姿勢は、私たちが目指す未来に向けて非常に重要なポイントとなるでしょう。キリングループのさらなる取り組みに注目です。