白玉饅頭の挑戦
2025-01-29 09:37:45

伝統の味を未来へ伝える!白玉饅頭元祖吉野屋の新たな挑戦

伝統の味を未来へ伝える!白玉饅頭元祖吉野屋の新たな挑戦



佐賀県佐賀市に位置する老舗和菓子店「元祖吉野屋」が、2025年2月12日から14日まで東京ビッグサイトで開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025」に初出展します。この出展は、佐賀県のブランド強化の取り組みの一環。伝統的な和菓子の素晴らしさを広める絶好のチャンスとなります。

白玉饅頭の歴史


元祖吉野屋の白玉饅頭は明治15年(1882年)に初代清兵衛によって商品化されました。背景には、観光客で賑わう佐賀川上峡の風景がありました。清兵衛は、「お客様に喜ばれるお土産を」との思いから、昔からお祝い事や祭りで作られていた饅頭に着目しました。白玉饅頭の名前は、神功皇后の妹が恵比須神社に参拝した際のエピソードに由来し、白く輝く玉のような子供を授かりたいとの願いが込められています。

こだわりの製法と素材


元祖吉野屋の白玉饅頭は、厳選された素材と伝統的な製法にこだわっています。使用されるうるち米は、佐賀市内の契約農家から仕入れ、さらに自家精米することで新鮮さを保ちます。あんこには、北海道産の小豆を使用し、丁寧に練り上げられた甘さが特徴。さらに、白玉饅頭の魅力は、もっちり感や歯切れの良さを引き出すための「二度捏ね、二度蒸し」という製法にもあります。

また、手作業で一つひとつ丸めることで、製品に温もりと愛情を込めています。現当主の吉村正則さんは、代々受け継いできたこの伝統を大切にしつつ、現代のニーズに合わせた改良を進めてきました。

新しい商品展開


吉野屋は130周年に向けて新作「玄米白玉饅頭」、さらには国産よもぎを使用した「よもぎ白玉饅頭」など、バリエーション豊かな商品を展開しています。また、140周年では糖分を控えた「ヴィーガン白玉饅頭」を発売し、健康志向の方にも楽しんでいただける和菓子が続々登場しました。

ギフトショーに向けた思い


東京インターナショナル・ギフト・ショーでの出展にあたり、吉村さんは「日持ちしないからこそ、大切な方に今届けたいという思いを伝えたい」と語ります。伝統を守りつつ、常に新しい魅力を提供し続ける元祖吉野屋の白玉饅頭は、お客様の笑顔と共に未来へと受け継がれていきます。

佐賀えびすもなかの魅力


さらに、元祖吉野屋は新たな名物「佐賀えびすもなか」も展開中。恵比須信仰が盛んな佐賀の土地ならではの逸品で、デザイナーtuiiによる愛らしいデザインとともに、見た目にも楽しめるお菓子として注目を集めています。ぱりっとした食感と上品な甘さのあんこが特徴で、縁起物のお土産としても最適です。

未来への展望


白玉饅頭元祖吉野屋は、これからも持続可能な和菓子作りに励み、地域の人々とのつながりを大切にし続けます。こだわりの味わいと伝統を守りつつ、新しい時代に向けた挑戦を続ける姿勢は、多くの人に愛される要素となるでしょう。ギフトショーでの出展を通じて、さらなる多くのファンを獲得することを期待しています。


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