TUBE 40th Anniversary LIVE レポート
国民的ロックバンドTUBEが、2025年にデビュー40周年を迎えることを記念して、8月23日に横浜スタジアムで開催したライブ「TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2025 TUBE × 40SUMMERS」をWOWOWが独占放送・配信した。その模様をじっくりレポートします!
夏の恒例行事、横浜スタジアム公演
毎年恒例のTUBEの初夏の祭典、横浜スタジアム公演。今年は特別な年であり、アニバーサリーを祝うために多くのファンが集結。約3万4千人の観客が詰めかけ、TUBEの音楽と共に熱い夜を過ごしました。
コンサートのオープニング
定刻を過ぎ、ステージが夏の海をイメージした映像で飾られる中、白と青の衣装を身に纏ったメンバーが登場。その瞬間、観客からは大きな拍手と歓声が寄せられました。前田亘輝(ボーカル)が指差すと、ライブは「シーズン・イン・ザ・サン」からスタート。初っ端から会場は大盛り上がり!
続いての「浪漫の夏」では、前田がトロッコに乗って場内を一周。青空の下、ファンと共にその一瞬を共有する姿が印象的でした。
特別な楽曲とビジュアル
「同じ空の下で」は、富山テレビの“卒うたプロジェクト”のために書き下ろされた作品で、TUBEならではのメロディが聴衆の心に優しく響きます。続けての「Smile」では、春畑道哉(ギター)のギターサウンドが際立ち、メンバー全員が一体感を持って演奏を楽しむ姿が見られました。
ライブはジャンルを超えて、色鮮やかな衣装をまとったダンサーたちによるカーニバルのような演出で盛り上がり、みんなの心を掴んで離しませんでした。
アコースティックコーナー
ライブの途中ではアコースティックセクションが登場。1992年の名曲「君となら」は、春畑のキーボードを伴奏にしながら感情豊かに演奏され、特に前田のハーモニカソロが印象的でした。さらに、2010年以来の「虹になりたい」では、力強くも繊細な演奏が披露され、その表現力に会場から感嘆の声が上がりました。
クライマックスに向けて
コンサートのクライマックスでは、「ガラスのメモリーズ」の演奏時に水柱が上がり、感情を高めます。特に「最後のLove Song」では、圧倒的なパフォーマンスが会場を包み込み、観客は全身でその感動を味わいました。
アンコールとサプライズゲスト
アンコールでは、特別コラボ曲の披露が続き、デビュー同期バンドとの共演で新たな楽しみを提供。さらに、広瀬香美さんとの「ロマンス・イン・ザ・サン」や、梅田サイファーとの夏をテーマにした「AHH SUMMER DAY」のパフォーマンスでは観客が一体となってその場を楽しみました。
最後の締めくくり
そして、ライブの最後を飾るのは「あー夏休み」。観客と共に一つになり、その喜びを体感しました。その後、特別なバラード「a song for love」で感謝の気持ちを伝え、心に残る感動的なフィナーレを迎えました。
結び
この特別なライブは、TUBEの音楽が持つ力強さと温かさを再確認させるものでした。観客は、彼らの音楽と共に人生の喜びや悲しみを分かち合い、今後の新たな展開に期待を抱かせてくれる performance でした。TUBEの音楽がある限り、私たちの心はずっと“夏のど真ん中”にあることでしょう。