隠岐の島 菜種油:伝統と新たな挑戦の結晶
島根県出雲市の有限会社影山製油所が、ユネスコ世界ジオパークとして名高い隠岐の島で育てた純国産菜種を使用した「隠岐の島 菜種油」を発表しました。クラウドファンディングサイトMakuakeにて、2025年8月4日より先行販売が開始されています。
菜種油の魅力とは
この特別な菜種油は、日本国内で生産される菜種のわずか1%未満の希少品であり、出雲の老舗製油所によって化学薬品を使わず、松の薪で丁寧に焙煎された後、圧搾製法により作られています。手間をかけた製法が、この油の風味や栄養価を最大限に引き出しています。
地域の思いを込めたパッケージ
パッケージのデザインには、常葉大学の学生たちとの産学連携により、隠岐の象徴である「ローソク島」の美しい風景が描かれています。夕日の光を浴びるその姿は、隠岐の自然や人々の思いを表現し、消費者に“隠岐の空気”を感じさせます。
プロジェクト誕生の背景
影山製油所は、70年以上にわたり菜種油の製造を行ってきましたが、近年では農家の高齢化や気候変動が影響し、国産菜種の安定供給が難しくなってきています。そこで新たな挑戦として選ばれたのが、自然に恵まれた隠岐の島でした。現地の農家との連携を通じて、厳しい環境での栽培に取り組むことで、菜種の品質を保ちつつ、地域の活性化にも寄与しようとしています。
地元農家との強力なパートナーシップ
勝部氏をはじめとする地元農家と協力し、ここに適した栽培方法を模索しました。菜種を育てる過程では、堆肥を撒いたり、畑を整備したりと数多くの工程を経て、春には美しい菜の花畑が広がります。その後に実をつけた菜種は、伝統の製法で特別な一滴へと変わります。
新たな未来への一歩
影山製油所の「隠岐の島 菜種油」は、これから多くの方々に愛され、春になると訪問者が増える隠岐の島の新たなお土産としても注目されています。この商品を通じて、地域の振興や地元の農業を支える一助となることを目指しています。
商品情報
- - 商品名:隠岐の島 菜種油(純国産)
- - 内容量:230g/1本
- - 原材料:国産菜種(島根県隠岐の島町産)
- - 製造方法:薪焙煎・圧搾法(薬品不使用)
- - 賞味期限:約1年半
- - 保存方法:常温・暗所保存
「隠岐の島 菜種油」は、特別な製法と地域に根ざした思いが込められた一品です。詳しくは、Makuakeにてご確認ください:
https://www.makuake.com/project/kageyamaseiyusho/