バブアーとポール・スミスの新たな試み
2025年10月1日、英国の二大ファッションブランドであるバブアーとポール・スミスがコラボレーションしたカプセルコレクション「Paul Smith Loves Barbour」が登場します。この新しいコレクションは、バブアーのアイコニックなアウターウェアを再解釈したアイテムを中心に、ニットウェアやアクセサリー、Tシャツなど多彩なラインアップが揃っています。
英国のカントリーショーからインスピレーションを受けたデザイン
本コレクションは、英国のカントリーショーからインスピレーションを得ており、クラシックなカントリースタイルにユーモアと遊び心を加えたものです。特にワックスドコットンにはこれまでに見たことのないカラーパレットが採用され、パッチワークディテールやフリジアン牛のモチーフが随所に施されています。この独創的なデザインは、伝統と個性が見事に融合した結果と言えるでしょう。
それぞれのブランドの特性
バブアーとポール・スミスは、それぞれ異なる視点が融合することで新しい価値を創造しています。バブアーは、英国の田園風景の象徴とも言える存在ですが、一方ポール・スミスは、洗練された都会的なスタイルを追求してきました。この「都会」と「田舎」の相反する要素の緊張感が、新コレクションに他にはない個性を与えています。クリエイティブなコンセプトは、英国らしさをもとにウィットと現代的ニーズを反映させたもので、遊び心あふれるコントラストを描き出しています。
アイテムの詳細
コレクションの中心は、バブアーを象徴するビデイルジャケットです。メンズ・ウィメンズの両方に向けて、ポール・スミスらしいストライプのパッチワークが施されたモデルや、斬新なカラーコンビネーションのブロックカラーバージョンもラインアップに加わります。更には、ショート丈のトランスポートジャケットやバブアータータンを使用したスナップイン・ライナーベスト、冬の散歩にぴったりのざっくりしたニットウェア、天候の変化に備えたレインブーツやワックスコットンのバケットハットも用意されています。
新たに登場するピンバッジも話題です。ポール・スミスのユーモアを取り入れたデザインで、グリーンのオウムや受賞リボン、フリジアン牛がモチーフとなっており、帽子やジャケットの襟に取り付けてスタイリングのアクセントとして楽しむことができます。
価格帯と販売開始
今回のコレクションの価格は、Barbour x Paul Smith OS Bedale Wax Jacketが94,600円(税込み)から、Barbour x Paul Smith Multi Crew Knitが39,600円(税込み)、そして各種ピンバッジが2,200円(税込み)となっています。本コレクションは、2025年10月1日からバブアー直営店と公式オンラインストアで購入可能です。
ブランド背景
ポール・スミスは、1970年にノッティンガムの小さなショップから始まり、今や世界中で130店舗以上を展開するインディペンデントなデザインカンパニーです。一方のバブアーは、1894年に創業され、厳しい気候条件の中で仕事をする港湾労働者のために防水アウターウェアを提供してきました。130年の歴史を持つバブアーは、今もなおファッション性の高いライフスタイルブランドとして進化し続けています。
この新しいコレクションは、両ブランドの精髄が詰まった仕事を感じさせるアイテムとなっています。私たちのワードローブに新たな彩りを添えてくれることでしょう。発売が待ち遠しいですね!