時の縁にて展示へ
2026-04-23 10:53:38

大分県立美術館が10周年記念、新作品「時の縁にて」を展示開始

大分県立美術館、10周年記念新作展示



大分県立美術館(OPAM)が10周年を迎え、新たな常設作品「時の縁にて – passage of time –」の展示を開始しました。この作品はアーティストの穴井佑樹氏によって創作され、大分の自然や記憶をテーマにしたインスタレーションです。

「時の縁にて – passage of time –」の概要



この作品は、円形の構造体が内部で回転するという独特の仕組みを持ち、光と影が絶え間なく変化します。水の流れや木々の巡り、大地に刻まれた記憶が重なり、観覧者はその前に立つことで、自分自身の記憶や感情と静かに向き合う体験を得ることができます。

作品のコンセプト



日常の中で、時折足を止める瞬間があります。その瞬間に、私たちは過去と現在が重なり、忘れていた情景がよみがえることを経験します。本作品は、そのような“縁側のような時間”を空間で表現し、人と場所、人と記憶の新たな関係を築くことを目指しているのです。

制作の背景



本作品の中心には、アーティストが幼少期に祖父母の家の縁側で感じた特別な「時間や存在が溶け合うような感覚」があります。季節の移り変わりや光の変化、生命の息づかいを観察しながら、自然が持つ絶え間ない変化を感じ取ることが、作品を作る原動力となりました。穴井氏は「自然はメディアである」という思想を持ち、光や空間を用いて自然が持つ多様なメッセージを表現してきました。

美術館での日常



大分県立美術館のアトリウムに位置する本作品は、来館者の日常に寄り添う存在となることを目指して作られました。来館される方々にとって、ふとした瞬間に大切な記憶を思い起こさせるきっかけとなること、また子供たちに感性をさらに開くような体験を提供できることを願っています。

作品詳細


  • - 作品名: 時の縁にて – passage of time –
  • - アーティスト: 穴井佑樹
  • - 設置場所: 大分県立美術館(OPAM)館内アトリウム
  • - 展示形式: 常設展示
  • - 形式: 回転構造を持つ光のインスタレーション(大分の自然を象徴する素材として日田杉使用)

美術館の基本情報


大分県立美術館(OPAM)は大分市寿町に位置し、開館時間は10:00から19:00まで(金・土曜日は20:00まで)です。休館日はありませんが、臨時休館がある場合もあるので、訪問の際には公式サイトで確認してみてください。
公式URL: 大分県立美術館

アーティストプロフィール


穴井佑樹は大分市出身のメディアアーティストです。慶應義塾大学大学院でメディアデザインを学び、「自然はメディアである」との理念のもと、光や音を用いて自然の多様性やメッセージを表現しています。 国内外の多くの展示を行い、特にArs Electronica(オーストリア・リンツ)、Athens Digital Arts Festival(ギリシャ・アテネ)、台湾国立美術館での作品が注目を集めています。
詳細は彼の公式サイトをご覧ください: 穴井佑樹公式サイト


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 大分県立美術館 時の縁にて 穴井佑樹

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。