ユナイテッドアローズのサステナビリティ活動「SARROWS」とは
株式会社ユナイテッドアローズは、2022年に開始したサステナビリティ活動「SARROWS」によって、2030年に向けた挑戦を進めています。「SARROWS」は、「Sustainability」と「ARROWS」を掛け合わせた造語で、環境への配慮と社会的責任を果たすための活動を象徴しています。特に注目したいのは、以下の三つの目標です:
1.
Circularity(循環するファッション)
2.
Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)
3.
Humanity(健やかに働く、暮らす)
これらの目標は、2025年度にどれほどの進捗を見せたのか、詳しく見てみましょう。
1. Circularity(循環するファッション)
2025年度において、繊維製品の廃棄率はなんと0.0005%にまで低減しました。これは、同社が目指す2030年の目標を実質的に達成したことを意味します。主な施策としては、リサイクル対象品の増加や廃棄商品の再資源化に向けた取り組みがあります。具体的には、以下のような施策が挙げられます。
- - リサイクルスキームの高度化:委託業者の見直しにより、対象品の取り扱い範囲を広げ、硬素材を含む商品の分別の運用を開始しました。これにより、より多くの商品がリサイクルできるようになりました。
- - 環境配慮素材の活用:環境に配慮した商品の割合が前年から向上し、10.3%に達しました。この数値は、オーガニックコットンやリサイクルポリエステルなどを使用していることを反映しています。
- - 衣類回収活動の推進:東京・千駄ヶ谷の本社に衣類回収ボックスを設置し、リユースとリサイクルの意識を高める仕組みを導入しました。
2. Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)
カーボンニュートラリティ目標においても進展があり、CO₂排出量削減率は40%に達しました。この成果の背景には、商業施設との連携を強化し、再生可能エネルギーの導入拠点が109箇所に増えたことが挙げられます。
- - 再生可能エネルギーの導入:店舗での再生可能エネルギー利用が大幅に拡大し、41.9%に達しました。これにより、環境負荷の低減が進んでいます。
- - CDPによる評価取得:国際的な非営利団体CDPから「A-」評価を受け、気候変動におけるリーダー層としての認知も得ています。これにより、持続可能な社会への貢献が評価されました。
3. Humanity(健やかに働く、暮らす)
従業員に関する取り組みとして、行動規範の同意書取得率が89.3%に向上しました。これは、サステナビリティ活動における透明性と信頼性を高める重要な指標です。
- - 取引先工場への監査:国内外の取引先工場への監査を強化し、健康的な生産環境の実現に向けた取り組みを行っています。
- - 社内啓発活動:社内報やセミナーを通じて、従業員のサステナビリティへの理解を深めるための活動を行い、実践につなげています。
今後の展望
ユナイテッドアローズのサステナビリティ活動「SARROWS」は、これからも進化を続け、さらなる目標達成を目指します。2030年に向けた取り組みは、環境負荷の低減だけでなく、人々の生活を豊かにするおしゃれでサステナブルなファッションを提案することで、社会全体にポジティブな影響を与えることを目指しています。私たち一人一人がその活動に参加し、理解を深めていくことが求められる時代が来ているのかもしれません。
サステナビリティについて考えるきっかけとなるユナイテッドアローズの挑戦を、応援しましょう!