ENJIN 5周年ライブ「Hi Five」レポート
ダンス&ボーカルグループENJINが、7月2日に東京・I'M A SHOWで開催した5周年ライブ『ENJIN 5th Anniversary LIVE〜Hi Five〜』は、メンバー6人が共に歩んできた道を振り返りつつ、未来へ向けての強い決意を表明した感動のステージでした。
強い絆と愛に満ちたオープニング
当日は、ENJINにとって現体制での初めての単独ライブ。オープニングから観客を引き込んでいく様子は圧巻でした。最初に披露された『Addicted』は盲目的な愛をテーマにしており、6人が息を合わせて一つのマイクで声を重ねる姿が、観客の心を鷲掴みにしました。
続く楽曲『Highway In Blue』では、少し大人な雰囲気を漂わせつつも、彼らの表現力の高さが際立ちました。この半年間の成長を感じさせるパフォーマンスに、ファンであるMU3Eも多幸感に包まれていました。メンバーたちが「会いたかった!」「大好きだよ!」と何度も伝える姿は、新体制に対する不安があったからこそ、より感情が込められたものだったのかもしれません。
新たな一歩を踏み出す決意
続く『Wanna Love Me』では、メンバーのダンスにさらに熱が加わり、観客を圧倒しました。また『spellbound』では、身体全体を使った力強い表現で観客を魅了しました。特に、「もっと好きになって」とMU3Eに呼びかけるような視線が、反響を呼びました。
イベントの合間には、過去5年間の振り返りを含むインタビュー映像が流れました。そこでHYUGAが語った「僕たちは諦めないという根強い気持ちを持っている6人なんです」という言葉は、メンバー全員の心意気を象徴していました。「MU3Eがいるからこそ前に進めた」という言葉には、ファンとの深い絆を感じさせます。
盛り上がるパフォーマンスと感動の瞬間
その後、再び登場したENJINは『Say your name』で、気持ちを言葉として伝えることの重要さを強調。そして数曲後には『扉』で会場の一体感を生み出しました。メンバー間の自然なコミュニケーションがファンに嬉しさをもたらし、互いに楽しむ姿はとても印象的でした。
さらに、KYOがDJブースに立ち、観客を楽しませるためのRemixを披露し、会場はダンスフロアに変わりました。明るい雰囲気の中での自己紹介やダンスは、MU3Eとの絆を深める大事な瞬間となりました。
未来への期待感
ライブの後半では、『Candy poppin』や『Superb Love』といった楽曲が連続して披露され、会場中に多幸感が満ちあふれました。特にTOYが「嫌なことも全て忘れて、自分を出してください!我々はその期待に応える!」と叫んだ瞬間は、熱狂の渦を巻き起こしました。ME3Uがその振り付けを即座に完璧に応え、感動的な一体感を生み出したのです。
双方向のエネルギーが高まった状態で、最後の曲『MERRY GO ROUND』へと進み、会場は嬉しさと感動に包まれました。その後のアンコールでは、メンバーが素晴らしいパフォーマンスを披露しながら、11月の新シングルリリースの予告があり、会場から驚きと興奮の声が上がりました。
このライブは、5年間の努力と成長を象徴し、ENJINとMU3Eの絆を再確認できる機会となりました。ENJINのメンバーは、これからも新たな挑戦を続けていく意欲に満ちており、未来に希望を感じさせる素晴らしい2時間でした。これからのさらなる活躍に期待が高まります。