2026年春夏の新しい“カワイイ”を探る!最新トレンド特集
2026年春夏、ファッション界に再び“カワイイ”が戻ってきました。 ただし、それは単なる甘さを表現するのではなく、甘さに知性とストーリーを加えた進化系です。今号の「WWDJAPAN」では、「“カワイイ”エボリューション!」をテーマに、次のシーズンのウィメンズファッションにおけるキーワード、トレンド、スタイリングの新基準を深堀りします。
進化する“カワイイ”の本質
この特集では、服のスタイリング方法に注目が集まります。「盛るか、律するか」という新たなアプローチが重要です。レースやラッフル、クロシェといった装飾性が再び注目される中、ただ甘ったるいスタイルではなく、ボリュームを控えめにして直線的なラインで引き締めたエレガンスが求められています。この新しいスタイルは、硬質さを交え、従来のイメージを刷新したファッションを提案します。
トレンドの解明
特集では、各トレンドを「ムード」「キーアイテム」「素材」「色・柄」の4つの要素に分け、詳細に考察します。展示会の取材を基に、今買うべきアイテムやスタイルの条件を解説し、来シーズンのトレンドを先取りします。
小売業の未来を見据える
また、「退屈な小売りは死んだ」と言われる中、老舗百貨店「ギャラリー・ラファイエット」のCEO、ニコラ・ウゼ氏への特別インタビューも掲載。創業家5代目である彼から、インド進出の戦略や「シーイン(SHEIN)」導入の理由など、百貨店経営の今後の展望についてお話を伺いました。顧客体験の重要性を強調し、だけでなく「エンターテインメント」としての役割を追求する姿勢は、変革の真っただ中にある日本の小売業にとって、大いに示唆に富む内容です。
ビジュアルとアップデート
さらに「ファッション&ビューティパトロール」では、文化学園ファッションリソースセンターへの潜入取材を行い、約6万3000点にも及ぶ貴重なアーカイブからのピックアップを紹介。普段見ることのできない歴史的なファッションのピースを通じて、ファッションの進化を視覚的に楽しむことができます。
終わりに
2026年春夏のファッションシーンは、ただのトレンドに留まらず、消費者に新たな体験を提供する場へと進化しています。今号の「WWDJAPAN」を通して、新しい“カワイイ”的なスタイルを先取りし、さらなる魅力を感じる準備をしましょう!