ソシオエステティシャン第14期修了式報告
一般社団法人日本エステティック協会が主催するCODES JAPONソシオエステティシャン養成講座の第14期生修了式が、東京都内で開催されました。本プログラムはフランスのCODESと提携し、2007年から日本での活動が始まりました。ソシオエステティシャンは、病気や社会的孤立など、様々な困難を抱えた方々に心のケアを提供する専門職です。
講座の内容と対象
第14期の講座は2024年7月から2025年5月までの約1年間にわたり、全24回の講義が行われます。講義はオンラインと対面を組み合わせた形式で実施され、参加者はそれぞれ希望する分野での実地研修も行います。内容は医療・福祉・心理に関連する講座が盛り込まれており、がんや緩和ケア、高齢者医療、障がい、依存症について学びます。
この講座は、心に寄り添うケアを志す人々にとって、自己成長の場となることを目的としています。修了生は今後、医療機関や福祉施設、支援センターなどで実習を行い、CODES-JAPON認定の資格取得を目指します。
ソシオエステティックの理念
ソシオエステティックとは、身体的・精神的・社会的な困難を抱える方々に対して、エステティックを通じて心身のバランスを取り戻し、自己肯定感や生きる力を復活させることを目指すアプローチです。フランスではCODESが1978年に設立され、すでに多くの医療や福祉の場において実績を残しています。
日本でも、日本エステティック協会がこれまでの理念を受け継ぎ、多くの医療機関や施設、災害支援の現場で活動してきました。ソシオエステティシャンは、単なるエステティシャンに留まらず、医療や福祉、心理学の知識を持つ「心に寄り添うケアの専門職」として高く評価されています。
今後の展望
修了式には14名の新たなソシオエステティシャンが誕生しました。彼らはこれから様々な現場で学びを深め、健康をサポートする重要な役割を果たすことが期待されています。第15期の講座は2025年7月に開講予定で、参加希望者の募集が行われています。興味がある方は、日本エステティック協会までお問い合わせください。
ソシオエステティシャンの理念に共感し、人の心に寄り添うケアを通じて社会貢献を目指すあなたも、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?