伝統と革新が融合！スカジャンキモノの魅力を体感しよう

デザインの革新と日本文化の融合

大正6年に創業したきもの専門店「やまと」が展開する「YAMATO Lab.」と、スカジャンの老舗ブランド「TAILOR TOYO」が、特別なコラボアイテム「SUKAJAN KIMONO」を発表しました。この革新的なプロジェクトは、スカジャンという日本の洋服文化と伝統的なキモノの融合を目指しています。

スカジャンの歴史

スカジャンは、戦後に米兵が日本に駐留する際、オリエンタルな柄を施したジャケットで、記念品として人気を博しました。神秘的な日本の文化が反映されているスカジャンは、当初から日本らしさを強調したデザインが特徴です。TAILOR TOYOは、このスカジャンを半世紀以上にわたって製造してきた実績があります。

新たなキモノの形

今回の「SUKAJAN KIMONO」は、スカジャンのリバーシブル仕様や刺繍のディテールを取り入れつつ、典型的な和装要素である「袖」や「衿」を採用した新しいキモノのスタイルです。特に、素材には1970年代に制作されたヴィンテージスカジャンの柄が使用されており、デザイン的にも歴史的にも価値のある一品となっています。

リリースイベントの開催

この特別なアイテムのリリースを記念し、2025年4月19日から27日まで、東京・神楽坂の「YAMATO Lab. TOKYO」で「SUKAJAN to KIMONO」イベントが開催されます。このイベントでは、コラボレーションアイテムを直接手に取ることができるほか、スカジャンの背後にある歴史や技術を学べる特別展示も予定されています。また、数量限定のオリジナルアイテムや、ヴィンテージキモノを使用したリメイク商品も販売されるので、見逃せません。

特別展示と商品の詳細

イベントでは、スカジャンからインスパイアを受けたヴィンテージキモノに刺繍を施した7種類のアイテムを展開します。これには、子供の健やかな成長を願う「百徳着物」に着想を得た、ユニークなデザインが含まれています。さらに、スカジャンの技術と文化を深く理解するための特別展示も用意されており、デザインの裏にあるストーリーや文化の意味を学べる貴重な機会です。