少人数世帯の牛乳消費実態を探る！新サイズ登場の背景とは

牛乳消費の新たな形

6月1日は「牛乳の日」であり、6月は「牛乳月間」として世界中で牛乳の重要性が認識されています。そして、日本では雪印メグミルク株式会社が行った調査により、少人数世帯における牛乳の消費実態が明らかとなりました。特に興味深いのは、2013年以降の世帯構造の変化です。

世帯構造の変化

日本の世帯数はこの70年で3倍以上に増加しましたが、平均世帯人数は大きく減少しました。今や、平均的な世帯は2.23人。この影響で、単独世帯や夫婦のみの世帯が増えており、特に単独世帯は全世帯の34%を占めています。

牛乳購入の頻度

今回の調査では、対象となった996名の少人数世帯が牛乳をどれくらい購入しているかというと、2週間に1本かそれ以下の頻度が約42%を占めていました。この傾向は、少人数世帯が牛乳を積極的に購入していないことを示しています。

大容量の挑戦

興味深いのは、購入される牛乳のサイズについてです。少人数世帯の約80％が900〜1000mlの大容量サイズを購入していました。しかし、90%の人々がこの大きさを使い切れずに廃棄してしまった経験があると言います。実際、約27%の人が牛乳を捨てたことがあり、その理由の多くは賞味期限切れでした。捨てる量は200ml程度が主流です。

新しい750mlサイズの登場

こうした現状を受けて、雪印メグミルクは750mlの新サイズ牛乳を関東エリア限定で提供開始しました。この750mlサイズは、1000mlでは多すぎると感じる方々に向けたもので、フードロス削減にも貢献しています。調査自身でも約半数の人がこの中間サイズがあったら便利だと回答しています。

まとめ

少人数世帯のライフスタイルの変化に合わせて、雪印メグミルクは適切な商品を提供し続けています。牛乳の消費や食品ロスを考慮した新しい製品の登場は、今後の牛乳文化のあり方に新たな一歩をもたらすことでしょう。これからの牛乳の選び方がもっと便利になりますように！また、調査で得られたデータは日々の生活に役立つ情報でもありますので、意識してみると良いかもしれません。ぜひあなたも、新しい750mlの牛乳を試してみてはいかがでしょうか。フードロス削減にも貢献できる商品です。