サンリオとやる気スイッチが創る新しい英会話教育の形「We Act!」

エデュテイメントの未来を切り拓く「We Act!」

2025年9月1日、やる気スイッチグループとサンリオが手を組み、新たな合弁会社「株式会社サンリオやる気エデュテイリング」を設立しました。この新会社の目的は、没入型エデュテイメント英会話スクール「We Act!」の全国フランチャイズ展開を推進することです。これにより、全国の子どもたちに新しい形の学びを届けることが期待されています。

「We Act!」の基本理念

「We Act!」の最大の魅力は、映画制作をテーマにした没入型のカリキュラムです。子どもたちは、シナリオの作成からオーディション、アフレコ、撮影、試写会に至るまでの一連のプロセスを体験し、楽しみながら英会話力を伸ばすことができます。これにより、語学力だけでなく、自ら考え行動する「自分力」、仲間と協力する「共創力」、また未知の世界を思い描く「想像力」を育むことが可能です。

市場への影響

サンリオは長年にわたり、子どもたちに夢と楽しさを提供してきました。そのキャラクターたちが教室内で活動することにより、「We Act!」は、英語教育市場に新たな風を吹き込む存在として注目されています。サンリオのキャラクターは、子どもたちや保護者からの高い支持を集めており、この点でも大きな特長となっています。教育市場が成熟しつつある中で、同校は新たな付加価値を提供するブランドとしての地位を築いていくでしょう。

新会社の役割

株式会社サンリオやる気エデュテイリングは、フランチャイズパッケージの開発を担当し、研修制度や運営ノウハウ、教材システムの標準化を行います。また、学校の設立を希望するパートナーに向けた導入支援や経営サポートも提供します。これにより、教育事業未経験の方でも安心して参入できる体制を整え、持続可能な運営を促進することが目指されています。

代表者のコメント

株式会社やる気スイッチグループの高橋社長は、「子どもたちに『自分力』『共創力』『想像力』を育んでもらうことが大切です。この『We Act!』を通じて、子どもたちの未来の可能性を広げていきます」と述べています。サンリオの辻社長も、「キャラクターを通じて学ぶ楽しさを提供することで、より多くの子どもたちに価値を届けたい」と強調しています。

「We Act!」の具体的な内容

「We Act!」は、各レッスンが映画制作に関連しており、オーディション、アフレコ、リハーサル、本番撮影という4週のセットを通して、子どもたちは物語を作り上げていきます。年間を通じて10セットの映画を完成させることで、英語力だけでなく、子どもたちの未来にとって重要な資質を培います。

この新しい教育モデルは、楽しさと学びを両立させることで、子どもたちの成長をサポートする意義のある取り組みです。