播州織シャツ作品展2025、学生の独自デザインで新たな魅力発見

播州織シャツ作品展2025の魅力とは

兵庫県多可町で、地元の伝統産業である播州織と学生のクリエイティビティが融合する特別なイベントが開催されます。その名も「播州織シャツ作品展2025」。2025年11月3日（月・祝）、多可町ふれあいまつりの一部として行われるこの展示会は、入場無料でどなたでも参加可能です。

播州織の魅力を再発見

播州織は、先染め綿織物として知られる地域の地場産業です。この展示会では、上田安子服飾専門学校の学生が手掛けたシャツ36点が一堂に会し、播州織の特性を活かした独創的なデザインを楽しむことができます。昨年の西脇高校の作品展示に続き、今年も多くの来場者がこのイベントを待ち望んでいることでしょう。

上田安子服飾専門学校は、84年の歴史を誇り、毎年行われる「上田学園コレクション」でも多くの作品が発表されています。今回は、その中でも特に優秀な作品を含む衣装も展示されるのが見どころです。

学生たちの創造性が詰まったシャツたち

今回展示されるシャツは、上田安子服飾専門学校の学生が自らデザインし、縫製まで手がけたもので、播州織の素材感や色合いをいかに生かすかに注力しています。学生たちの独自性が感じられるシャツは、来場者から「このデザインは素晴らしい」と絶賛されること間違いなしです。特に、今年のシャツ展では、四季折々の色彩やモダンなカッティングが施された作品も見られ、若者ならではの感性が光ります。

入場者の方々は、展示されたシャツの中から好きな作品を選んで投票でき、上位に選ばれた作品は後日表彰されます。この参加型の取り組みは、学生たちのさらなる成長を促す良い機会です。投票を行った方には参加賞も用意されており、小さなサプライズも楽しめます。