エンタメ業界の未来を育む「エイスリーアカデミー」プレ期が閉幕

エイスリーアカデミー、プレ期が閉講

東京都渋谷区に本社を置く株式会社エイスリーが運営する「エイスリーアカデミー」のプレ期がついに終了しました。このプログラムは、エンターテインメント業界における人材育成を目的として走り出しました。受講生たちはこの体験を通じてさまざまなスキルと業界理解を深めてきました。

エイスリーアカデミー提供の経緯

2024年10月には、経団連がアニメやゲームなど、日本のコンテンツの競争力を高めるために政策として「コンテンツ省」の創設を提言しています。このような中で、エンタメ業界の急成長が注目されており、一方では人材の確保と育成が大きな課題となっています。特に、業界特有のスキルやマインドを持つ人材を育てることが重要視されています。

未経験の人材が業界に入る際、多くの障壁があります。上手く入社できても、実際の業務や企業文化のギャップで早期に離職するケースが多いのも現実です。こうした問題を解決すべく、エイスリーアカデミーは実践的な学びの場を提供し、人材の底上げを図っています。

プレ期の内容詳細

「エイスリーアカデミー」のプレ期は、2025年の初頭から4月末まで行われました。受講者の中心には芸能マネージャー志望者が置かれ、広告、SNSマーケティング、映画、音楽など多様な分野の構造を学ぶことができました。受講生は、オンラインで基礎知識を身につけると同時に、リアルなワークショップも体験しました。

オンライン基礎学習

受講生は、SNSや広告、映画、音楽、TVの5つの分野から成る講座を受講しました。約10時間の学習を通じて、各自が自分のペースで内容を吸収しました。

リアルワークショップ「エンタメキャンプ」

毎週土曜日に開催された「エンタメキャンプ」は、対面でのワークショップで、受講生が業界特有のルールやコミュニケーションの重要性を身をもって学ぶ機会となりました。映画プロデューサーや音楽アーティストなど、多様な講師陣の指導のもと、実践的なスキルを磨きました。

受講生の感想

受講生たちは、「業界理解が深まった」と口々に述べ、キャリアに関する気持ちの変化を体験しました。たとえば、芸能マネージャー職についてのイメージが具体化し、より前向きな気持ちが強まったという声が多く聞かれました。他にも、エンタメ広告の企画や提案に興味を持つようになったという受講生もいました。

エイスリーアカデミーの目指すもの

エイスリーアカデミーは、未経験者向けの「寄り添い型」教育を提供し、内定や転職先でつまずかないための実践的な支援を行っています。基礎知識の習得はもちろん、業界の仕組み、マナー、コンプライアンスについての講座を用意しました。今後の開講予定として、2025年6月から8月、さらにその後の期も予定しています。詳しくは公式サイトをチェックしてください。