大人気バラエティ『妄想パッキング』FNSソフト工場で最優秀賞受賞!

画期的な旅番組『妄想パッキング』が最優秀賞を受賞

長野放送が制作した新感覚バラエティ番組『妄想パッキング』が、FNS系列局による番組制作の祭典「FNSソフト工場」で最優秀賞を獲得しました。これは、昨年11月に放送された回で、MCを佐藤栞里と横澤夏子が担当し、旅を妄想するというユニークなコンセプトで視聴者の心をつかみました。

番組の魅力とは？

『妄想パッキング』は、芸人のやす子、登山家の野口健、そして現代アーティストの小松美羽がそれぞれの妄想旅行を展開します。彼らは、実世界では行けない幻想的な旅先を想像し、どのようにパッキングをするかを考えます。白い部屋に集まった旅人たちが、静かにその妄想の旅にふける姿は、視聴者に新鮮な感覚を与えています。

3人がそれぞれの目的地に向けて考える旅のプランは、まさに自由自在。やす子は2054年の未来へ、自分の人生相談をしに行く一方で、野口は1970年のエベレストで亡き恩人に学ぼうとします。そして小松は、江戸時代にタイムスリップして葛飾北斎の名作制作現場に立ち会う妄想を膨らませるのです。

視聴者の期待を超えたクオリティ

innia 2024年度の最優秀番組受賞について、長野放送の制作陣も「出演者がどれだけ本気で妄想に没頭できるかがポイントだった」と語っています。この独特なアプローチが視聴者の共感を得、感動すら呼び起こす新しい形のバラエティとして評価されたのです。

また、MCの佐藤栞里は「旅人たちの思い出の語りがリアルで、妄想であってもまるで本当に旅をしてきたような気持ちになった」と感想を述べています。横澤夏子も「新しい映像体験で、妄想をする姿がこちらにも影響を与えた」と、彼女たちの表情がもたらす感情の深さを称賛しました。