台湾・台中にて味わう日本の海老せんべい「ゆかり」の魅力

台湾・台中にて味わう海老せんべい「ゆかり」の魅力

2025年の秋、台湾の台中にて、日本が誇る海老せんべい「ゆかり」の魅力を体験できる期間限定出店が行われます。この出店は、愛知県に本社を置く株式会社坂角総本舖が、新光三越台中中港店にて2025年10月15日から11月2日までの期間に実施します。

「バジルの香りとともに進化する歴史」

坂角総本舖は1889年に創業し、エビを使ったお菓子作りで知られる老舗企業です。特に海老せんべい「ゆかり」は、約70%が新鮮なエビの身で出来ており、二度焼きの手法で仕上げられています。その香ばしさと豊かな風味は、多くの人に愛され続け、名古屋土産としても有名です。

「ゆかり」の初号は、昭和41年に発売されて以来、34年もの間に約35億枚が出荷され、贈答用や土産物として親しまれてきました。その味は、日本の伝統的な海老せんべい文化を体現しています。

台湾での活動の広がり

2025年9月24日には、台北の新光三越南西店に常設店がオープンしました。この日は多くのお客様が訪れ、オープン初日から圧倒的な人気を誇りました。ニュースでは、その出店の様子も取り上げられ、翌日以降も来店者が殺到し、4日で在庫が完売するという驚くべき結果が生まれました。

食品輸入には厳しい通関審査が必要で、販売計画の精度を高めるための努力が続けられています。このような背景もあり、台中の皆様に「ゆかり」を体験していただくため、今回の期間限定出店に挑戦しています。