ADERERROR TOKYO SPACEが展開する独自の空間体験とデザイン理念

新たなファッションの聖地、ADERERROR TOKYO SPACE

2025年8月、東京・表参道に新たに誕生した「ADERERROR TOKYO SPACE」は、グローバルファッションクリエイティブブランド「アーダーエラー」が初めて展開するフラッグシップストアです。この店舗は、ファッションとカルチャーの中心地である東京にふさわしく、アーダーエラーの全コレクションを体験できる特別な場所として注目されています。

2つの形態を持つ店舗

アーダーエラーのストアは、「SPACE」と「SHOP」の2つの形態で展開されています。この「SPACE」はブランドのデザイン哲学を基に、ファッション、空間、オブジェを通じてブランドのビジョンを立体的に表現しています。海外初のフラッグシップストアである「ADERERROR TOKYO SPACE」は、韓国を起点にアジア主要都市へと拡大するビジョンの中心としても重要な役割を果たします。

コンセプトは「Continuum」

このストアのデザインは、身の回りにある自然物とその中のミクロな世界からインスピレーションを受けています。コンセプト「Continuum」は、生命体や植物の共存をテーマに、無限の可能性を示唆しています。この世界観は、店舗内での配置されたオブジェを通じて体験でき、訪れる人々に新しい「Continuum」の旅を提供します。

メインインスタレーションで始まる体験

エントランスには、メインインスタレーションが設置されています。ここでは、植物と生命体が互いに栄養を与え合い、生態系が広がっていく様子を具現化しています。このインスタレーションをくぐることで、訪れる人は「Continuum」の世界観の中に引き込まれます。

植物の変化を象徴する「キネティック・プラント」

メインインスタレーションの奥には「キネティック・プラント」が待ち構えています。植物の成長に伴い変化する周囲の環境とその姿を、実際にインスパイアしたこのオブジェは、「変化」と「循環」のテーマを象徴しています。

1階の独自なデザイン空間

1階では、アーダーエラーのメインコレクションが展開されています。什器やラグ、照明を通じて、ブランドの物語を感じることができる空間です。特に、「種」をテーマにしたデザインが特徴で、「Continuum」らしい循環性や有機的な流れを視覚的に表現しています。また、1階と2階を繋ぐ階段に設置された大型の「種」オブジェは、このストアのシンボルとも言える存在です。

2階の洗練された空間

2階には、コンテンポラリーラインの「Significant」と、シーズンレスコレクション「Essence」が並んでいます。洗練された美学が息づく空間には、「Continuum」に登場する小さな生命体を象徴する「カタツムリのオブジェ」が配置され、無限のつながりを表現しています。

フィッティングルームの特別体験

フィッティングルームはアーダーエラーにとって重要な要素であり、「ADERERROR TOKYO SPACE」では、1階と2階それぞれに異なるフィッティングルームが設計されています。自然素材とアーダーエラーのシグネチャー素材を使用し、独自の空間美を創り出しています。特に、2階のフィッティングルームは、日本の畳の間をモチーフにしており、独特の感覚をもたらします。

アーティストとのコラボレーション

さらに、アーダーエラーはこの店舗のために9名のアーティストとコラボレーションし、特別なオブジェを発表しました。それぞれのアーティストが「Continuum」というテーマに自身のアプローチを加えた作品が、店舗内の随所に配置されています。

オープニングイベントの成功

オープン前日には特別なイベントが開催され、多くのセレブやインフルエンサー、アーティストが参加しました。アオイヤマダによるパフォーマンスと、ワタナベタケオの音楽によるコラボレーションは、訪れた人々に「Continuum」のコンセプトを五感で体験させ、大きな反響を呼びました。

「ADERERROR TOKYO SPACE」は、ファッションだけでなく、アートや空間体験を融合させた、まったく新しいブランドの体現です。詳細は公式Instagramやウェブサイトで確認できます。