Netflix新作『匿名の恋人たち』で輝くチョコレートの魅力と川路さとみの挑戦

川路さとみが監修したチョコレートの世界

2025年10月16日、Netflixにて世界独占配信された新作シリーズ『匿名の恋人たち』。主演には小栗旬さんとハン・ヒョジュさんが迎えられ、不器用な大人たちの恋愛模様を描いたピュア・ロマンティックコメディです。この作品において、ショコラティエ川路の代表、川路さとみがチョコレートの監修を担当しました。

川路さんは、代表的な「レインボーパレット」を含む50種類以上の美しいチョコレートを制作し、撮影期間中には約1万個を現場に提供しました。これにより、俳優たちが自然な所作でチョコレートを扱えるよう指導し、現場にも立ち会いました。川路さんは、監督や美術チームと密に連携しながら、撮影に華を添えるチョコレートの監修・制作に取り組んできました。特に、美術デザインはアカデミー賞受賞歴を持つ映画『パラサイト半地下の家族』の美術監督、イ・ハジュン氏が手がけており、視覚的な美しさも際立つものとなっています。

「張り詰めた現場で、美術チームや俳優たちと“本物のショコラの世界”を共有できたことは、自分自身を見つめ直すような貴重な時間でした。チョコレートの魅力を世界に伝えられたことを誇りに思います」と、川路氏は語っています。この作品を通して、チョコレートの伝統や奥深さを再考した川路さん。作品内に登場するチョコレートの魅力を店舗でも感じてほしいと、彼女は「ゆず」や「ビター70％ショコラ」を取り入れた新たなラインを展開しています。

川路さとみのプロフィール

川路さとみさんは、千葉で教室を開業した後、2017年に東京・墨田区にショコラティエ川路をオープンしました。彼女は独創的な和素材を取り入れたショコラで注目を集めており、百貨店での催事やオリジナルカカオの製造にも活躍しています。Netflixの新作『匿名の恋人たち』では、チョコレートの監修に留まらず、俳優指導や現場での立ち合いも担当し、その才能と情熱を作品に注ぎ込みました。