愛知県の環境プロジェクト
2025-07-29 10:56:13

愛知県アオキスーパーで家庭から廃食油を回収する新プロジェクトが始動

新たな環境プロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」



愛知県に新たな取り組みが始まりました。アオキスーパーと日本航空(JAL)がタッグを組み、家庭から出る廃食油をリサイクルし、持続可能な航空燃料(SAF)に再利用するプロジェクトを展開します。この活動は「すてる油で空を飛ぼう」と名付けられ、地域の環境への配慮を促すものです。

廃食油の回収地点


プロジェクトのスタート地点は、アオキスーパーの創業地である大治町。最初の2店舗、大治店と大治南店で廃食油の回収が開始され、今後は全店舗での回収へと拡大予定です。愛知県内のさらに多くの店舗で、家庭から持ち寄った廃食油を回収する体制が整います。

そして、少しでも多くの方々に参加してもらえるよう、回収ボックスは店舗に設置され、各家庭からの廃食油を簡単に持ち込めるように工夫されています。

持続可能な未来に向けて


航空業界では、2050年までにCO₂排出を実質ゼロにすることを目指し、さまざまな脱炭素化の取り組みが進められています。日本航空もその一環として、廃食油をリサイクルして製造されるSAF(Sustainable Aviation Fuel)を研究・開発しています。この再利用のプロセスを通じて、温室効果ガスの排出量を削減し、持続可能な航空旅行の実現を目指しています。

JALのプロジェクトの背景には、より良い未来のために私たちがどのように行動できるかを考える姿勢があります。家庭内からの廃食油の回収は、その第一歩と言えるでしょう。

地域の取り組みと教育活動


アオキスーパーでは、地域貢献や食の大切さに関する教育活動も行われています。食品ロス削減に向けた「ハピタベ」という取り組みや、ペットボトルやトレーの回収といったリサイクル活動も推進しています。こうした活動を通じて、地域社会全体が持続可能性を考えるきっかけとなるでしょう。

参加方法と特典


「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトに参加したい方は、店舗で廃食油を回収ボックスに流し込むだけでOK。参加費として200円(税抜)が必要ですが、その見返りとして、先着100名にJALオリジナルのUCOボトルがプレゼントされるイベントも開催されます。

これからの地球環境は、私たち一人一人の手の中にあります。家庭から出る廃食油が新たな航空燃料として役立つことになるこのプロジェクトに、ぜひみなさんも参加してみてはいかがでしょうか。持続可能な未来に向けての一歩を、一緒にカタチにしましょう。


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